館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

自主防災会

こんにちは。

 

今朝、町内の自主防災会があった。

富山町では朝9時に各班長宅前などに集合、そこから集団で富神まで避難する。

若い世帯では子供も一緒になって避難する家族が多かった。

子供に防災意識を持ってもらうのは重要なことだ。

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富神に集まった参加者たち。

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避難した人数を防災本部に報告する。

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避難者の人数が集計できたところでもくもく体験と消火器の実習だ。

もくもくハウスは火災時の避難がいかに困難かを体験する部屋で、行列ができるほどの人気?(笑)

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煙は水と薬品を使って機械で発煙する。ちょっと甘い臭いがするが、真っ白な煙の中で吸うとめまいを起すような感覚に襲われた。

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テントひと張分のスペースに煙が充満すると全く先が見えない。部屋の中は3つの区画に分かれていて内部は分かっていても進むのは容易ではなかった。

煙に巻かれるとはまさにこのことだ。

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誰かが、「中でタバコを吸ったら煙たくてもっと火災らしくなるよな。」って言ってた。

やめてくれぃ。

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消火器訓練も子供たちには人気だ。

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ゲーム感覚で消火器の扱いを覚えていた。

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最後は防災グッズの参加賞とビンゴゲームで締めくくった。

 

何事もそうだが、催し物は若者と子供たちが参加すると大いに盛り上がる。

皆さんご参加ありがとう!

1971 マスタングマッハ1 リヤウインドウビーム継ぎ手の取付け準備2

こんにちは。

 

リヤウインドウビーム継ぎ手の修復が完了したところで、いざ取付けといきたいところだが、オリジナルはリヤウインドウビームとリヤウインドウビーム継ぎ手の間にクォーターパネルの接続部分が挟まっていて一緒にスポット溶接されている。

後からクォーターパネルを差し込むことができないのだ。だから取り外すときも接続部分を切り離したわけだ。

今回も切り離す。

下はレプロクォーターパネルの後ろ側を上から見たところ。下に出っ張っているのが接続部分だ。

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カーブはトランクのウエザーストリップが取り付く溝だ。

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ここを切り取ったオリジナルと同じ線で切り離す。

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切り離した接続部分は一旦塗装を全部剥がし、改めて黒の耐熱塗料で塗装した。

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溶接部分は予めマスキングしておいた。

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次は溶接だ。

瓦屋根塗装準備2 足場作り

こんにちは。

 

セキスイシティー瓦はノンアスベストのスレート瓦で和瓦に比べ、桁違いに劣化が速い。

そのためあまりのクレームの多さに取り扱いをやめた。

僕もカッコの良さと断熱性能がいいというキャッチフレーズを信じて選んだのだが、この家を建てるにあたって最大の禍根となった。

悔やまれてならない。

 

そうはいってもセキスイハウスは何も補償してくれないので何とか急場をしのがねばならない。

劣化の進んだシティー瓦は表面の塗装が剥がれ、そこから雨水が侵入して割れが起こる。

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むき出しになった素地はスカスカになって手で触るとボロボロと崩れる。

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さらにいたるところに割れが起こり、

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表面の塗膜は手でパラパラと剥がれる。

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ネットでシティー瓦を調べると、瓦の交換しか手が無いらしい。塗装しても素地がボロボロなのですぐに剥がれてくるという。そうは言っても今すぐ瓦を蕗替える費用が出せない以上何とかしなければならない。

そこで塗装という訳だ。

 

劣化したシティー瓦は乗っただけで割れてしまうらしいので瓦にじかに乗らずに作業する足場が必要だ。

足場は売られていないので自作する。

 

足場がずり落ちないように峰にひっかける必要がある。そこで峰の型を取る。

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厚紙をつなぎ合わせてかたどる。

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採れた型。

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型を使い古したステンドグラスの作業板(ベニヤ板)に写す。新品のベニヤなどもったいない。

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ジグソーでカット。粉塵が立たないように掃除機のホースを当てている。

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カットした峰板を黒に塗装した。三角の穴は手で持つときの穴だ。

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どんな足場になるでしょう。(笑)

釣り鐘式ランプ

こんにちは。

 

木曜ステンド教室のHDさんがステンドランプシェードを完成させた。

モノは小さいが柄が細かいのでずいぶん手間がかかっている。

きょうは最終仕上げのワックスを塗った。これによりハンダ部分の黒に光沢が出てより艶やかになる。

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ランプシェードはスタンドによって全く別物になる。

さんざん迷った挙句にHDさん、今回は釣り鐘式を選んだ。

スタンドは鉄製のしっかりしたもので、どっしりと重い。

柔らかなカーブで構成された粋なデザインだ。

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電球はスタンドの下側にあって、シェードは釣り鐘のようにつるにひっかけるようになっている。

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アンティークさが漂っていて、LEDや蛍光灯では出せない人の暖かさを感じるのだ。

 

やっぱり世の中進歩しても、電球の " 味 " は捨てがたい。

ず~っと眺めていたくなる。

写真コーナーを計画中!

こんにちは。

 

実はきのうまで九州で暮らしている娘が里帰りしていた。その娘がこんな提案をしてきた。

「うちの美術館の3階は写真撮影OKなんだよね。だったら普通に写真撮影をしてもらうのではなく、うちでしか撮れないとびっきりいい写真が撮れるコーナーを作ったらどうかしら。例えばインスタ映えするような。」

思わず僕とカミさんはお互いに見合った。

さすが我が娘。着眼点がいい。

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確かに3階にはいろんな作品が展示してあって、ご自由にお撮りくださいということになっているのだが、娘から見るとそれでは物足りないというのだ。

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お客様は作品だけでなく、自分たちの楽しい思い出を撮りたいのだという。

目からウロコとはこのことだ。

なんとなく感じていたものの言葉にすると新鮮だ。

 

遠くから足を運んでくださるお客様にとびきりいい思い出が残るよう、

 

只今計画中だ。 ^ ^

瓦屋根塗装準備1

こんにちは。

 

きのう、きょうと月に一度の二連休。

休みといっても遊んではいられない。劣化したセキスイシティー瓦の補修準備だ。

21号、22号と2度の台風で劣化が一気に進んだ感じなのだ。

 

シティー瓦はノンアスベストのスレート瓦でアスベストを含まないために強度が低く、劣化が速い言ってみれば欠陥瓦だ。

セキスイハウスは15年という瓦としては短い保証期間が過ぎていることを理由に補償は取り合わない。高額な和瓦葺き替え工事の見積もりを持ってくる始末だ。

 

今年は2台の業務用エアコン取り換えと1台の修理のために予定外の出費が重なってとても700万円という工事費など払えない。

何とか塗装で急場をしのぎたい。劣化したシティー瓦に塗装をしても密着せずすぐに剥がれてくるらしいが、何とか手を尽くしてみようと思う。

 

まずは足場の製作だ。

劣化したシティー瓦はひびだらけのボロボロ状態で、足で踏んだだけで割れてしまうことがあるらしい。瓦を踏まないで作業するための足場が必要なのだ。

そこで使うのが19mmX89mmのSPF材。安価で比較的軽量だ。

これを波板の谷に置いて足場にするのだ。 作業が長期にわたることを想定して足場は黒く塗装をする。屋根に上げっぱなしにしても目立たないようにだ。

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詳しい話は次回に。

1971 マスタングマッハ1 リヤウインドウビーム継ぎ手の取付け準備

こんにちは。

 

継ぎ手の修復が完了したのでリヤウインドウビームとクォーターフレームに取り付ける準備をする。

この写真はトランクの内側下から上を見上げたところ。クォーターフレームのグレーの部分は錆止め塗料「スポットジンク」を塗布したところ。黒い部分はプラグ溶接の熱に剥がれないように耐熱塗料を塗ってある。

オレンジ色はヒーター乾燥機である。

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同じところを少し後ろから見たところだ。

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鉄板どおしの合わせ面側は耐熱塗料で溶接熱と錆止め対策をする。

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裏側は錆止め塗装のスポットジンク。亜鉛による防食だ。

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続きは次回に‥。