館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

並モリ取材

こんにちは。

 

きょうは雨の中、ケーブルテレビの取材があった。

名古屋地区のケーブルテレビなので西尾では視聴できない。が、人気芸人の“アンダーポイント“さんがレポーターとしてやってきた。

 

お二人とも愛知県出身、名古屋吉本興業の所属で、主に東海地方でラジオやテレビにたびたび出演しているらしい。

失礼ながら僕はこの取材の日までアンダーポイントさんを知らなかったがカミさんによればけっこう有名だそうだ。ということでユーチューブ動画でお二人の漫才を拝見したが、軽快なテンポでとても面白い。

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とても親しみやすいお人柄で、僕はファンになった。 マスクもなかなかのイケメンなので今にもっと大物になるに違いない。うちに来たタレントさんはみんなその後にブレイクしているからね。

 

今回はメディアとしては珍しくガンコーナーも取材。

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開館当時は女性には不人気なてっぽう展示館だったが最近は違う。若い女性がスワット人形で大いに盛り上がっている。時代が良い方向に流れていると感じるのだ。

こんな時にエアガンで事件など起こしてほしくないものだ。

 

放送は地デジ12ch,7月6日夜7時から。

モリ三兄弟

こんにちは。

 

愛知万博の開催された2005年当時、万博ブームにあやかろうと、万博のマスコットキャラクターであるモリゾーとキッコロに似せた木の飾りつけをしたことがあった。

その後台風などの悪天候で目玉が飛ばされたりして飾りつけをやめてしまった。

今回、名古屋地区のケーブルテレビの取材を受けるにあたってモリコロみたいな飾りつけはまだあるかと聞かれたのだ。

 

今はもうやっていないとお答えしたのだが、これを機会に急きょ飾りつけをすることにしたのだ。

飾り付けるのは3本のカイズカイブキと右端のコノテガシワだ。

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目玉は発泡塩ビとカッティングシートで作ったが、これを木に取り付けるとなると、なかなかやっかいだ。

いろいろ考えた挙句、太いなまし針金と木の角材で取り付けることにした。

角材の隅っこに木ネジを締め込むときは、バイスで角材を締め付けてやらないと角材が割れてしまうことがある。

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屋外で風雨にさらされることから角材の切り口にエポキシのクイックメンダーを塗る。木は切り口から腐っていくのだ。

塗装だと乾燥するまで数時間触れないが、クイックメンダーなら10分ほどで触れる。

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キッコロの目玉はアクリルの半球に黒の塗装をして作った。

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取付けが完了したのは午後9時過ぎだった。

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取材よりもお客様が喜んで記念撮影してくれるのが楽しみだ。

北側屋根洗浄

こんにちは。

 

イズステージの特徴的な間取りとしてアティック(屋根裏部屋)がある。

たいてい妻側の壁に三角の窓を設け、屋根には開閉可能な天窓を付ける。

隠れ家的な雰囲気があって僕もこれに憧れた。

ところが開閉可能な天窓は時間が経つとパッキン類が劣化し、雨漏りするようになる。屋根洗浄はコーキングが終わってからだ。

外見からはどこから漏れるのか分からないので、考えられる場所は全てシールする。

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 いざ洗浄開始。北側は南側に比べると瓦のコケが多い。それだけ日照が弱いのだろう。

コケは塗装の密着を妨げるので出来るだけ取り除く。

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片手で命綱を引っ張りながら持つと姿勢が安定した。

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一日以上乾燥させてシーラー(下塗り)を塗布する。

 

今日明日は休館日です。m(_ _)m

屋根のコーキング

こんにちは。

 

情けない話だが、我が家は雨漏りがする。ずいぶん前からで、静かな雨なら問題は無いのだが、大雨の日や吹き降りなど、階段ホールの天井からぽたぽたと雨漏りする。そのため天井クロスはシミだらけだ。

セキスイカスタマに診て貰ったら、小さなコーキングのひび割れや瓦の割れを指摘されて、瓦全部とバルコニーの防水シートを交換するように勧められた。その額1200万円。

 

先日、と言っても2か月ほど前になるが火災保険の調査士に診て貰う機会があった。

診断士が見つけたのは手抜き工事だった。

 

イズステージにはスカイバルコニーという3階のバルコニーがあって、切妻屋根を切り取ってバルコニーにしたような景観が非日常のリゾート気分が味わえて僕のお気に入りだった。

その破風と瓦の突合せ部分が、通常ならコーキングされていなければならないのに何もしてないのだ。

調査士は「多分雨漏りの原因はここですね。」と言った。

セキスイカスタマなど、屋根にも上がらずに瓦の交換を勧めてきたが、さすが診断士だ。ここに住んでいる施主だって25年間一度も見たことは無い。

 

見える場所でないだけに、やりにくかったのかコーキングしないで手抜き工事をしたのだ。

すき間は5センチくらいあって瓦の突合せ部分は5センチ奥。これではシリコンガンも届かずやりにくいと判断してやめちゃったわけだ。

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カミさんに梅雨入り前にやってと頼まれ、美術館が終わるのを待って屋根に上がった。

すき間が大きすぎてこのままではシリコンコーキングができない。2センチ厚のスポンジテープを2本接着、それでも足りないので隙間にバックアップ材を押し込んでようやくシリコン完了。

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そうして反対側の破風もご覧の通りコーキングが一部未施工だ。

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ここにもバックアップを入れてコーキングした。こんなとこ、普通見ないからね。

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最近レ〇パレスが建物の手抜き工事で騒がれているが、手抜き工事は多分どの建築でもあるんじゃないだろうか。

設計と現場のモチベーションは違うんだよ。

火星大接近

こんにちは。

 

このところ星空が華やかだ。

夕方には西の空に金星が金色に輝いていて、全天で一番明るい。また、一番星でもある。

紺色の空に輝く金星を見ているととてもすがすがしい気分になる。

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夜の9時ごろになると木星が南の空45度くらいの高さにやってくる。

木星は金星に次いで明るいので星を知らない人でも見つけやすい。

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夜中の2時ごろになると木星と同じくらいの高さに南の空にやってくるのが火星だ。赤っぽいのですぐに分かるはずだ。

最近、火星がだんだん大きくなっているような気がする。実際には大きく見えるはずはないので明るくなっているということだ。

調べてみると火星は現在地球に近づいていて、7月31日に最接近する。最接近の頃は明るさがマイナス2.8等級になり、木星よりも明るくなる。2年2か月ぶりの最接近だ。

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金星、木星、火星とくれば、土星はどうよ、ということになる。

この時期4つの馴染みの惑星が一晩で観られる。木星と火星の間でちょっと地味だが明るく輝いている。今なら輪が開いていて見やすいそうだ。

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これから夏にかけて星空が楽しい。望遠鏡を出してくるか。

 

資料はアストロアーツから拝借しました。

 

アクアの改造2 LED化

こんにちは。

 

LEDの在庫を使い果たし、LED配線にひとまず区切りをつける。

きのうまでのアクア。豆電球が1~2個切れてちょっと暗くなってしまった泉。きのうまでのお客様にはちょっぴり申し訳ないことをした。

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ところが蓋を開けてみると電球は切れていなかった。ソケットのねじ込みが緩んでいただけだった。豆電球ではよくあることで、発熱と冷却を繰り返すことでネジが緩んできて接触不良になるのだ。

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奥が取り外した豆電球と配線。手前がLEDだ。

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全てLEDに交換する。その結果は、ビフォー

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に対し、アフターがこれ。電球色で照らされた泉の壁がLEDで青っぽくなり水のイメージがより強調された。

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室内照明を消すとこんな感じだ。

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皆さんにはこの景色をご覧いただくことになる。

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深ーい泉に落ちないようにご注意あそばせ。

紫陽花の頃

こんにちは。

 

ミュージアムの通路が花で華やいでいる。カミさんが花が好きで季節ごとの花を植えるので一年じゅう花が絶えることは無い。

間もなく梅雨だ。梅雨と言えば紫陽花だろう。

うちでもあちこちに紫陽花が植えられていて雨に濡れた花は鮮やかだ。

最近では紫陽花も品種改良が進んでいていろんな色、花の形がある。下の写真のガクアジサイは花に見える部分は実は萼(がく)で中のづつぶが花なのである。

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パーゴラの前にはプランターがいくつも並べられていて小さな花が競い合って咲いている。

赤いのはダリヤみたいだ。白いのはなんだろう。

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こちらは色目の違うダリヤかな。中央のピンクの細かな花は何だろう。カスミソウみたいだけどカスミソウは白だけじゃなかったっけ。

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透き通るような花びら。黄色も清楚だ。

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ピンクのガクアジサイ。紫陽花の色は土のPHで決まるらしい。ここの土はアルカリ性なのだろう。

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時々女性のお客様が花をのぞき込んでは目を細めている。

可愛い花たちを見るのは楽しいものだ。