館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右クオーターパネル取り外し 補強板外し

こんにちは。

 

右クオーターパネルを外し、前回インナークォーターの塗装を剥がした。

今回は残ったクォーターパネルの切れ端を取り外す。まずはクォーターパネルとロッカーパネルの接続部。前回、自分で溶接した所だ。

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次にクォーターウインドウの補強板。

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スポット溶接を外す際、金ベラが変なところに入って補強板を切ってしまった。

ここは補修しないといけない。

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鉄板の合わせ面はことごとく錆びている。今までこの車体を見てきて確信することがある。メッキ鋼板と言えど、長期的には防錆力が弱いということ。やはり塗装で空気と水分を遮断した方が防錆力があるようだ。

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サンドブラストで錆を取る。鉄板の切れが良く分かる。

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錆は取れたものの表面はかなり荒れている。

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スポット溶接を外した穴はそのまま次のプラグ溶接に使うため塞がない。

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錆クレーターで鉄板が痩せているため、補強を兼ねてハンダで防錆をするつもりだ。

緊急事態発生!スフィアが止まった

こんにちは。

 

「社長! 緊急事態発生! スフィアが動かない!すぐ来てください!」

お昼の食事を摂っていた僕の所へ、美術館から内線電話でカミさんの緊迫した声が届いた。

日曜の午後2時ごろ、混雑がピークを迎える時間帯だ。

 

動きっぱなしのスフィアがオーバーロードで故障したか? まさか。

急いで館に行くと行列は1階受付まで達していた。

 

カミさんが「お客さんがスフィアが急に真っ暗になって止まったと、受付まで知らせに来たの。私、すぐに行ってみたけどスイッチは入っているけど何にも動いてなくて真っ暗なのよ。」

どういうことだ?

 

スフィアの制御盤を開けてみる。確かに電源はオンになっているが、電力が来ていない。

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ブレーカーが落ちたか?

今度は2階の配電盤を開けてみる。ブレーカーに異常はない。ならばと急いで1階の主電源を見る。やはり異常なし。

 

どこがいけないんだ?

 

スフィアの配線工事をしてくれたM電気のYさんの携帯に電話してすぐ来てもらうよう頼んだ。が、到着までには時間がかかる。

カミさんは最悪チケットの払い戻しを考えていたが、何かを思い出したように2階へ駆けあがった。「切ってはいけ・・・・。」僕に何か叫んでいたがよく聞こえない。

 

しばらくしてスフィアの電源が戻った。故障ではなかったのだ。

 

二階には各種照明のスイッチボックスがあるが、その中に「切ってはいけない」と書かれたスイッチがある。

このスイッチには開館以来18年間触れたことが無く、なんのスイッチかを忘れていたほどだ。このスイッチがスフィアの主電源だったのだ。カミさんはそれを思い出した。

どうやら行列に並んだお客さんが壁にもたれてスイッチを切ってしまったらしい。

 

こういう仕事をしているといろんなことがある。(笑)

 

 

名鉄三河線 碧南-吉良吉田その2 三河楠駅

こんにちは。

 

三河楠駅は大昔、僕が幼い頃は小さいながらも駅舎があって駅員さんがいた記憶がある。ただし、この記憶は当てにならない。他の駅と勘違いしているかもしれない。

我が家から500メートルほどの距離にあって、天気によっては電車の音が間近に聞こえたものだ。

僕が高校くらいまでは架線のある電車だったが、いつの間にか架線は消え、ディーゼルエンジンで動く車両になった。

写真の向こうは平坂方面。松林があるのは楠の天満宮だ。

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これは別の日の写真。廃線が決まるまではほとんど乗降客はいなかった。

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三河楠駅。

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駅の看板。次の駅は名古屋方面が三河平坂(へいさか)、蒲郡方面が寺津(てらづ)だ。

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モデルさんに立ってもらった。

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一両だけの車両が田舎っぽくて可愛い。こんなのが田園風景や鉄橋の上を走っていたら思わず写真に収めたくなる。

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駅の裏側。放置自転車がたくさんあった。

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寺津方面に行く2両編成。春になれば満開の桜が生徒たちを見送った。

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夜の三河楠駅。仕事帰りのお父さんたちを自宅へと送る。

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遠ざかるテールランプに哀愁が漂う。

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きょうもお疲れさま。

名鉄三河線 碧南-吉良吉田その1

こんにちは。

 

踏切遮断機の取付けをしているが困ったことが判明。

電車の縮尺がジオラマと違うので線路に電車を置いて遮断機の位置を決められないのだ。不用意に取り付けると電車と干渉する恐れがある。

 

ジオラマに使用している電車はトミックスの車載カメラシステムキットで15年も前に購入した物だ。

Nゲージと言って1/150スケールだ。一方、ジオラマの建物や自動車、フィギュアなどはHOゲージといって1/87スケールだ。

HOゲージのバスと比べると半分ほどだ。

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電車を購入した当時は、車載カメラ付き電車はこれしかなかったのだ。かと言ってこのままNゲージの電車を走らせるのはバランスが悪い。

そこでボデーを取り外してHOゲージのボデーを作ることにした。

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参考にするのは懐かしの名鉄三河線 碧南-吉良吉田間を走っていたディーゼル列車だ。

 

名鉄三河線 碧南-吉良吉田間は2004年4月1日に廃線となった。

この写真は廃線の前日、3月31日に三河楠駅に停車しているところを撮影したものだ。

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乗客の減少に歯止めがかからず、長く赤字路線だったことから廃線になった。

 

とはいえ、この路線には思い出が沢山ある。

長いこと通勤や通学の足を支えた電車だ。

 

明日は写真を交えながら当時の様子をご紹介する。

 

お風呂の寒さ対策

こんにちは。

 

明日から二月。これからが寒さの本番だ。

脳卒中心筋梗塞などで突然死が多くなるのがこの季節だ。原因は急な温度変化による血圧上昇。家の中ではトイレやお風呂が危険だ。

なかでもお風呂や洗面は裸になるので急激な温度変化に注意が必要だ。

 

我が家のお風呂はタイル張りの上広いので、冬は底冷えがする。そのため入浴の30分以上前から浴室にファンヒーターを入れて温めておく。

それでも体が濡れると寒いので去年の12月には浴室壁に断熱マットを貼った。

これでかなり寒さは軽減された。が、湯船に入ると背中に冷たい空気を感じるのだ。

 

窓だ。

 

住宅でもっとも熱が逃げやすいのが窓だと言われている。

サッシには外気が入らないようにパッキンが付いているがそれでも完璧にシールできるわけではない。そしてサッシには水抜き穴があって、その穴は屋外につながっている。

つまり水抜き穴からも冷気が入ってくるわけだ。

その空気が入ってこないように、窓全体をマスカーで覆った。カッコは悪いがこの寒さではそんなこと言ってられない。

 

ところがマスカーを貼るはなからマスカーが膨れてくる。

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外はほとんど無風だというのに膨れてくるのだ。

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しっかりと窓からの冷気は止まっている。そのおかげで身体を洗っている間も寒さはあまり気にならなくなった。

 

踏切遮断機の取付け始まる

こんにちは。

 

きょうは遮断機の開閉機に遮断バーの軸を取り付けた。

1.7mmのネジを軸にして六角ナットで固定する。直径2.5mmほどの小さなナットは指で掴むのも難しい。

それをネジに通す作業は困難を極めた。うまく通せないので、ほとんど癇癪(かんしゃく)を起こしながらイライラしてやった。

これから遮断機をジオラマベースに取り付ける作業に入る。

ところがこれがなかなか面倒だ。

 

線路を走る列車と干渉しない位置を確認したうえでベースに貼られたクロスを切り取る。

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剥がしたクロスの部分に遮断機を仮置きしてみる。

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列車とぶつからないことを確認してから、この後リンクを通す穴を明け、ベースの裏側にムーブメントを取り付ける。

裏側にはいろんな部品や配線が張り巡らされているため、予期せぬトラブルが起きるかもしれない。

 

完成はまだまだ先だ。

嵐が辞めちゃうんだって

こんにちは。

 

芸能界に激震が走っている。

あの国民的アイドル、官房長官がコメントするほどのスター、嵐が無期限の活動休止をするという。実質的な解散だ。

僕も嵐は爽やかでメンバーの仲もよく好きなグループだ。辞めちゃうのはとても残念だ。

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発端は大野君の「休みたい」発言らしいが、僕には彼の気持ちが良く分かる気がする。

 

コンサートをやればスポットライトに照らされ大勢のファンから歓声を浴びて若い子にモテモテ。おまけにどっさりと収入が入るとなれば、地味な僕らから見れば羨ましい限りだ。

だけど一方で分刻みのスケジュール、休みたいときに休むわけにはいかず、行動は一挙手一投足大衆の目にさらされる。

アイドルというのは偶像であって事務所やメディアによって作られた虚像だ。

その虚像と本来の自分とのギャップにしばし人は葛藤する。

ピンクレディーしかり、キャンディーズしかりだ。

 

そう、アイドルとは実に窮屈なものだ。常に大衆に愛される行動をしなければならない。

アイドルはファンに対し責任を持つが、ファンはアイドルに責任を持たない。

 

昔、「傷だらけのアイドル」というイギリス映画があった。

メディアによって世界的なアイドルになったスティーブンが自分の人格を失った悔しさをレコード会社のパーティーの席上でぶちまけたことにより、今度はメディアの袋叩きに会ってその地位を失うというストーリーだ。

 

大野君は本来の自分を取り戻したいのだ。