館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

美術館再開準備 その5 ショップグラス棚

こんにちは。

 

きょうはカミさんのリクエストでショップ棚のLED照明を交換した。

カミさんはこのところずっとショップのリニューアルをしている。

きょう僕が行ったのは棚の照明。今までは各棚に明るめのLEDが5個ずつついていたのだが、暗いのは否めなかった。

製作当時と違って今はLEDが進歩して明るいテープLEDができた。テープになっているので施工も楽だ。

 

これは棚を下から見上げたところ。在庫のLEDの種類が違うので若干色が違うが実用上全く問題ない。

f:id:mikawakougei:20200530005207j:plain

 

バックに紺色のビロードを配してグラスがくっきり見えるようにする。

グラスにLEDが映ってキラキラしてきれいだ。

f:id:mikawakougei:20200530005446j:plain

 

ここへいろんな種類のクリスタルガラス製品を置く予定だ。

 

パーゴラのウッドデッキは2度塗りを終えて今日で2日目。つやつやになった。

f:id:mikawakougei:20200530010203j:plain

 

塗膜はまだ柔らかいのでベンチやテーブルを配置するのは開館前日がいいかも。

 

もう少しだ。^ ^

美術館再開準備 その4 パーテーションの製作

こんにちは。

 

アクリル板とアルミアングルが揃った。ひとまず試作をしてみよう。

パーテーションはコロナが終息するまでの一時的なものだと考えているので凝った作りはしたくない。なるべく簡単に作りたいのだ。

用意するのは超強力両面テープ。これをアルミアングルに貼りつける。全面に貼るのは両面テープがもったいないので両端だけにする。

f:id:mikawakougei:20200529001317j:plain

 

これを小さく切ったアクリル板の中央付近に貼りつける。これがパーテーションの脚になるわけだ。

f:id:mikawakougei:20200529001441j:plain

 

アルミアングルの縦の面を大きく切ったアクリル板を立てて、側面に貼る。

両面テープの強度があるのでアングルで両側を挟む必要はなさそう。

片面だけで十分だ。

f:id:mikawakougei:20200529001604j:plain

 

できた。縦42センチ、幅55センチほどのアクリル衝立の完成だ。

f:id:mikawakougei:20200529001720j:plain

 

アクリル板の角は、お客さんがうっかりケガをしないように丸面取りをしてある。

 

市販品に全く見劣りしない、立派なパーテーションの出来上がりだ。

 

あと6個作る。

美術館再開準備 その3 ショップのリフレッシュ

こんにちは。

 

ミュージアムショップの展示を完全見直し、リニューアルしている。

不足していた商品を補充し、レイアウトも見直し。カミさん頑張っている。

 

僕は日焼けしてけば立ったカーペットタイルを交換した。カーペットタイルの交換は簡単だ。目打ちでタイルの端っこを刺して持ち上げ、ゆっくり剥がす。

急いで剥がすと下地のベニヤを傷める。

f:id:mikawakougei:20200528023631j:plain

 

そこへ新しいカーペットタイルをはめ込むだけ。糊の粘着はまだ失われていなかった。

ダークグレーの中にところどころライトグレーを混ぜる。きょうはとりあえず傷んだところだけ張替え、近いうち全フロアを張り替える予定だ。

f:id:mikawakougei:20200528023827j:plain

 

コロナ禍で、やる気になった。(笑)

 

 

カミさん、クリーニングしている中で気付いたクロス貼り時の糊跡。古くなって茶色になっている。

f:id:mikawakougei:20200528024438j:plain

 

これをクロス用クリーナーでふき取る。

f:id:mikawakougei:20200528024609j:plain

 

きれいになった。^ ^

f:id:mikawakougei:20200528024643j:plain

 

とにかく気持ちの良いショップにするんだ。

 

来月からの営業再開。

どれだけお客さんが戻るか分からないけれど、一からスタートするつもりで頑張るんだ。

美術館再開準備 その2 パーテーション

こんにちは。

 

世間ではいろんな施設が営業再開のための準備を進めている。もうすでに再開した施設もある。

当館も新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取り組みを進めているが、3階の万華鏡は展示台を一つ増やして間隔を開けるようにする。増やすのは真新しい展示台だ。そのために今までそこにあったスマイル万華鏡を移動した。

f:id:mikawakougei:20200527004309j:plain

 

世間では飛沫感染防止のため、人と人との間にアクリルパーテーションを設けるところが多い。

うちもパーテーション設置をと思ったが、時すでに遅し。アクリル板などもう、どこにもない。すでにどこも売り切れで取り扱い中止となっている。

困り果てた僕は古いガラス棚を調べてみる。もう、何十年も使っていない材料棚だ。

 

あった、あった。2ミリ厚の透明アクリル板端材が4枚見つかった。これなど15~18年前に買って使った残りだ。

断捨離していたら今頃困り果てていただろう。

f:id:mikawakougei:20200527005053j:plain

 

この材料をアクリルカッターで切る。幅がありすぎてうちの電動のこでは切れないのだ。

f:id:mikawakougei:20200527005251j:plain

 

45センチX55センチほどの立板が7枚と脚の板が取れる。これに在庫のアルミアングルを取り付けて脚にすればパーテーションが7個作れる。

とりあえずはこれでしのげる。

 

1週間なんて長いようで短い。

美術館再開準備 その1

こんにちは。

 

先日塗ったウッドデッキのチョコレート色。ちょっと初めのころに塗った部分の薄さが気になる。

そこんところを塗りなおそうと2度塗りを始めた。

ところが塗り始めてみるととても艶がよくなって残りの部分が気になってしまった。

f:id:mikawakougei:20200526011501j:plain

 

結局気になり始めたら途中でやめられないのが僕。残ったペンキをすべて使い果たすまで塗装を続けたのだ。

最後の1メートルほどが塗料が足らずに残ったままになった。

明日、チョコレート色の1リッター缶を買ってこよう。(笑)

f:id:mikawakougei:20200526011755j:plain

 

そして長年の使用で傷んだインターロッキングブロックの補修を始めた。

もともと自動車の通行を想定していなかったので舗装をアスファルトより奇麗なインターロッキング舗装にしたのだが、近年の自動車の大型化でブロックのがたが大きくなってしまった。

さらに舗装が車重でへこんで大雨が降ると水たまりができるようになった。

お客様の車が水たまりを避けようとしてちょっと危なくなってきた。

f:id:mikawakougei:20200526013036j:plain

 

さりとてこれを直そうと思うと1週間以上かかる。

コロナ禍の今、自主休業中に直すのはいいチャンスだ。今回は僕ら素人ではなく、ちゃんと本職さんに工事してもらう。

ここ以外にもう一か所あるので結構な工事になる。

f:id:mikawakougei:20200526013300j:plain

 

美術館再開の6月2日までには完了してもらうつもりだ。

 

最後に美術館の近況をちょっと。

パーゴラのヤマボウシが可憐な花をつけて満開です。見てください。木の上の方まで花をつけています。

f:id:mikawakougei:20200526013556j:plain

 

この花が梅雨の雨に濡れるとなんとも清楚で美しいのです。

f:id:mikawakougei:20200526013744j:plain

 

もし、雨の日に来館されたらぜひ、ヤマボウシの花を見てやってください。

 

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内ブラスト

こんにちは。

 

右クォーター内をブラストするために特殊なノズルを作る。

アルミアングルと超硬チップを使って、ブラストノズルの向かない横方向に研磨材を吹き付けるためだ。

f:id:mikawakougei:20200525021727j:plain

 

ノズルの先に旋盤用の超硬チップをエポキシ樹脂で接着、超硬チップで研磨材を跳ね返して横方向に吹き付けるようにしてみた。

ところがいざ使ってみるとチップはみるみる摩滅して深い穴が明き、使い物にならなくなった。実用に耐えるのは50秒くらい。

恐るべしサンドブラスト

f:id:mikawakougei:20200525022043j:plain

 

それでもこれを使うことでノズルの向けられない狭い内部の錆取りをすることができる。

ノズル先端にはLED照明を点けて作業をしやすくしている。

f:id:mikawakougei:20200525023131j:plain

 

その甲斐あってきれいに錆が取れている。

美術館パーゴラのベンチ塗装

こんにちは。

 

パーゴラのウッドデッキと手すりの塗装は完了した。

きょうはベンチとテーブルの塗装。まず、木部の表面をサンダーで軽く研磨。

とげや表面の毛羽立ちを取るためだ。

f:id:mikawakougei:20200524002324j:plain

 

カミさんがサンダーで磨いている間、僕は塗装をする。

塗料はたまたま在庫している2液ウレタンのクリアー。サンダーで白っぽくなった木面がクリアーを吸って濃い色になる。木目が浮き出てナチュラルな感じ。

光沢が出て「新しい」感が出る。

木部だけでなく鉄製のひじ掛け-脚もクリアーを塗る。

f:id:mikawakougei:20200524003332j:plain

 

塗り終わったベンチ(手前)と塗る前のテーブル(奥)。色の違いを見て欲しい。

f:id:mikawakougei:20200524003444j:plain

 

きょう塗れたのはベンチ4台。半分だ。

残りのベンチ2台とテーブル2台は明日また塗ろう。

 

再開に向けてキレイキレイ!