館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

我が家の冬の風物詩 碧南火力

こんにちは。

この時期、一日に少なくとも1回は見るのが2階から見える中部電力碧南火力発電所の煙突の煙だ。

この煙突から出る水蒸気雲を見る意味は僕らには大きい。

もちろん、煙は一年中出ているのだが、この時期は特に、風の強い、厳しい冬を目で実感する景色でもあるのだ。

愛知県三河地方は一年を通して比較的風の強い地域だが、冬はとりわけ北西の風が強く、この煙突の煙を見ては「きょうも風が強いなー」と、季節を目で感じるのだ。

きょうはそんな碧南火力の煙を撮影してみた。

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夕闇迫る西の空、明るく輝くのは宵の明星、金星だ。この時期の金星は空気が澄んでいてひときわ美しい。

 

きょうは気温が暖かいのか、それとも発電量が少ないのか、たなびく煙の長さが比較的短い。強風で寒い日などはこの煙の長さが5倍くらいにもなる。

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それを見て寒いなーと感じるのだ。

この煙が一冬に数回、真上に昇っているのを見ることがある。 そんなときは、明日の好天を予感し、穏やかな気持ちになる。

きょうは夜遅くになっても風は収まらない。 きっと明日も寒い一日になるんだろうな。

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発電所の煙は夜間はライトアップされていて、大きく、くっきりと夜空に浮かび上がる。

風の強い、長くたなびく夜などは、さながら二頭の竜が駆けていくようにも見える。

 

普段、当たり前のように使っている電気だけれど、食卓の明るさも、ベッドの暖かさも、みんなあの龍神様が運んでくれるんだなぁと、感謝。

ちょっぴり詩人になってしまった。(笑)