館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

カーシーン 交通事故 救急車出動 (1)

こんにちは。

久々のジオラマです。今回はカーシーン。

クルマにまつわる出来事はいろいろだけど、中でも交通事故の現場は刺激的だ。面白い(表現が適切かどうか分からないけど)フィギュアを見つけたので、このフィギュアから事故シーンを作ってみよう。

このフィギュアは救急搬送される現場のシーンを描いたものだ。

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実際の使われ方は後で見て頂くとして、自分も、皆さんにも、こうならないようにという思いを込めて、いざ、製作。

 

まずは救急車を作る。救急車のミニカーそのものは市販品があったのでそれを購入。 ただし、ハッチバックを上げて怪我人を搬入するシーンを描きたいので後部のハッチドア部分をカットする。

そのために専用ののこぎりを作った。 ミニルーター用の丸ノコ刃を1/4にカット、筆の柄にエポキシで接着して作った。 この刃は厚さが0.4mmと、薄いのでドアのみをきれいに切り取ることが出来る。

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ただし、非常にデリケートな作業なのでハッチを切り取るのに、まる半日を要した。

 

切り取ったハッチにはステンのバネ板でネオジム磁石を接着する。 そして車体側にも磁石を接着する。 これは我ながら非常によいやり方で、この方法だと不注意でドアを破損することもなく、必要なときはいつでもドアを外すことが出来る。

ここで気を付けなければならないのはネオジム磁石は接着するということ。ハンダ付けではダメなのだ。なぜかというと、ハンダの熱で磁石の磁力が失われてしまうのだ。 ハンダ付けしたところ、全くくっつかなくなってしまった。

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購入した救急車は、内部が普通の乗用車の作りになっていたので後部座席を取り払い、搬送用のベッドを置いた。医療機器も置くといいかな。

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天井と窓に配線が見えるだろうか? 赤色灯や室内灯など、全て点灯するんだよ。

 

つづく