館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

鹿のステンドグラス製作 ガラスカット (1)

こんにちは。

きょうは沢山の体験客で賑わったため、開館時間中はステンド製作の作業は出来なかった。

神経を集中する作業は、昼間は電話が鳴ったり、お客様にチケットを切ったり、また、体験のご指導などがあり、とてもやってられない。 だからどうしても製作は閉館後になる。

それでもガラスを少し切ることが出来た。

 

さて、本題にはいるとしよう。

これからステンド製作を始めてみたいと思っている方は、少なくとも下の写真のような道具類を揃えるといい。

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道具の内容は、逐次説明していくが、これらは通販によるセット販売も計画中なので必要な方は是非、当館でご購入頂ければと思う。

それではガラスカットの仕方を説明しよう。

 

まずはガラスカッター。ガラスを切るためには必ず必要になる道具だ。

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ダイヤモンドカッターを思い浮かべる人が多いかもしれないが、ご覧のように先端にはソロバン玉のような刃が付いている。

ダイヤカッターと使い比べてみたが、このソロバン玉タイプの方が断然使いやすく、切り口もきれいだ。

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これをガラスに押しつけると V形の溝が出来、ガラスがそこから割れるわけだ。

 

つづく