館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

企業向け記念品 (2)

こんにちは。

記念品の製作にはすでに取りかかっているので、ここまでの作業を少し説明する。

まず、素材となるガラスオーナメントを5~6種類取り寄せた。 それをA社様に貸し出し、どれにするか決めて頂くことにした。 決まるまでの間、こちらは頂いたミッションの図面からカッティングマシン用のデーター作りをする。

データー作りはけっこう面倒な作業なので、注文数が1個だけならアートナイフの手カットの方が早いが、さすがに10個となると機械を使わないテはない。

ようやく出来上がったデーターを使って、作った試作彫りがこれだ。

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この写真からは大きさが分かりにくいかもしれないが、絵の横幅が7センチくらいと言えば、その細かさが想像できるだろうか?

手彫りによる段彫り彫刻では、これはもう、細かさの限界だと思う。

 

この写真をA社担当者に送り、判断をゆだねた。

上司の決裁を仰いだのだろう、1日経ってから回答が来た。

 

「素晴らしい出来映えです。実際の作品もこれでお願いします。」

よし、これで製作にかかれる。A社様が選んだのは台座付きの丸形ガラスオーナメントだった。早速、10個注文する。手持ちの1個は予備だ。

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ところが、ここへ来て忌まわしくも、とんでもない問題が起きてしまった!

急ぎの時に限ってこういうことは起きるものだ。それは今日、土曜夜に起きた。

 

つづく