こんにちは。
記念品の製作にはすでに取りかかっているので、ここまでの作業を少し説明する。
まず、素材となるガラスオーナメントを5~6種類取り寄せた。 それをA社様に貸し出し、どれにするか決めて頂くことにした。 決まるまでの間、こちらは頂いたミッションの図面からカッティングマシン用のデーター作りをする。
データー作りはけっこう面倒な作業なので、注文数が1個だけならアートナイフの手カットの方が早いが、さすがに10個となると機械を使わないテはない。
ようやく出来上がったデーターを使って、作った試作彫りがこれだ。
この写真からは大きさが分かりにくいかもしれないが、絵の横幅が7センチくらいと言えば、その細かさが想像できるだろうか?
手彫りによる段彫り彫刻では、これはもう、細かさの限界だと思う。
この写真をA社担当者に送り、判断をゆだねた。
上司の決裁を仰いだのだろう、1日経ってから回答が来た。
「素晴らしい出来映えです。実際の作品もこれでお願いします。」
よし、これで製作にかかれる。A社様が選んだのは台座付きの丸形ガラスオーナメントだった。早速、10個注文する。手持ちの1個は予備だ。
ところが、ここへ来て忌まわしくも、とんでもない問題が起きてしまった!
急ぎの時に限ってこういうことは起きるものだ。それは今日、土曜夜に起きた。
つづく