館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

鹿のステンドグラス製作 ガラスカット (6)

こんにちは。

きょうはゴールデンウイーク中の雨の日とあって開館前から門の前に来客の車が並んだ。

ガラス体験も予約のお客様が多かった上に予約無しのお申し込みも多く、一部のお客様にはお断りをしなくてはならないほどだった。

通常は12時から1時の間は体験を受け付けないのだけれど、きょうはあまりの希望者の多さに休まずお受けすることにした。

娘や息子も手伝ってくれたものの、結局僕とカミさんは昼食を摂ることが出来ず、夜の8時半まで何も口に出来なかった。

こんな日は1年を通じても滅多にない。でも、身体はきついけれど有り難いことなんだ。

 

今日はステンドの写真立てが多く出て、材料のガラスがかなり減ってしまった。これでは明日の体験のお客様に気の毒なので、遅くまで、ステンドガラスをカットして補充しておいた。ハァ・・・。

f:id:mikawakougei:20150505005616j:plain (写真はイメージです)

 

 

さぁ、きょうは疲れたのでガラスカットの続きはちょっとだけにするね。

ステンドガラスと一口に言っても色も質も様々だ。硬いガラスもあれば柔らかいものもある。中には割れやすいもろいガラスもある。

こういうガラスは失敗しやすいので、失敗を減らすためにもカッティングオイルの使用をお勧めしたい。(灯油でも代用できる)

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ガラスカッターのおしりのキャップを外し、スポイトで2~3滴垂らしてやる。 そうするとカッターのヘッドの部分からオイルがにじみ出てガラスのにゅう(傷)に染みこんで割れやすくなるんだ。

垂らさなくてもこんなふうに時々ヘッドをオイルに浸けてやってもいい。

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つづく