館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

カミさんのステンドランプ

こんにちは。

このところのカミさんは僕が作っている鹿のステンドグラスを手伝いもせず、何かせっせと作ってござる。

ステンドグラスのランプだ。

ミュージアムショップの売り物が少なくなったので販売用に作っているそうな。

うちのショップでは安価に外国から入ってくるランプは置いていない。 全て自家製の手作り、ほとんどカミさんの作品だ。

今作っているのはティファニーランプのように複雑で凝ったものではなく、手軽に買える小型ランプなんだそうだ。

製作の腕前は僕には一歩及ばないが(そんなことはない、笑)、かなりのものだ。

 

これはあんどんタイプのランプ。ブドウ柄をイメージしている。 なかなかいい。

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点灯するとこんな感じ。い~じゃない!あったかみがあって。

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つづいてツリータイプのスタンド。クリヤな緑のガラスの上にスカイブルーのガラスを配置。

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点灯するとスカイブルーが暖かみのあるベージュになる。

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黄色と淡い緑の花形ランプ。緑のガラスには斑(ふ)が入っていて単調さに変化を与えている。

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点灯すると斑が際だつ。大人っぽい雰囲気だ。この写真を撮ったあとで、カミさん、緑のガラスの上にガラスのチョウチョをあしらっていた。これでアクセントが加わった。

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最後は花形ランプに玉を沢山あしらったミニスタンド。 宝石箱をイメージしたんだって。 色とりどりの玉がかわいらしい。

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点灯すると緑のガラスの流れ模様が幻想的だ。

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これらをいくらで売るつもり?と聞くと、1万円前後だそうだ。

おいぉぃ。 それじゃおまえさんの工賃がでねーだろ、と聞くと、「大丈夫、だいじょーぶ。」と笑うカミさん。

どー見たって、儲け無さそーじゃん!?