館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

TIG溶接機のワゴンを作ろう 取っ手

こんにちは。

ワゴン本体ができたら取っ手を作る。一輪車の持ち手のようなものだ。

中華製の壊れかけた華奢な丸椅子を使う。足がパイプで曲がっているからちょうど良い形だ。

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ハンドルは邪魔なとき取り外せるよう、ネジ止め式にする。溶接機は狭いところに持ち込みたい場合があるからだ。

取り付け座に5ミリのネジM5を明ける。下穴は4.2mmなのでキリで穴明け。

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そこへネジを切る。ねじ切りの工具をタップという。

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このタップを下穴に押しつけながら時計方向に回していく。1/4回転回したら1/8回転戻すというやり方で少しずつ切り進める。1/4回転進めると言ってもムリは禁物。回転が重たいと思ったらさらに少しずつ回転させる。 さもないとタップを折ってしまう。

タップが折れると折れた刃を抜くのが非常に厄介だ。 ここは慎重に、慎重に。

 

丸椅子のパイプと取り付け座を溶接したところ。 これがワゴンの持ち手になる。

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溶接のプロから見たらヒジョーにへたくそな溶接だ。 でも、サンダーで仕上げれば綺麗になるのだ。(^^♪

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では、続きは次回。