こんにちは。
ステンドガラスの買い出しの後、植田にある東和自動車整備さんに立ち寄った。
立ち寄ったと言うより、実はこちらがメインの目的。
東和自動車さんはほとんど外車専門の整備工場で、年中外車でいっぱいだ。一見さんお断りの東和さんは紹介がないと新規の顧客は請けないんだとか。
そりゃそうだ。これだけの外車を社長含め2人でこなしていくんだから。ただし、腕は一流だ。そして僕の大学時代からのお付き合いだ。
今日ここに来た目的は、僕がお願いしているムスタングマッハ1のエンジンのレストア進行状況を見させてもらうためだ。
このエンジン、1971年製フォード・ムスタングマッハ1429CJのエンジンだ。
アメリカでは通常、排気量をCI(キュービック・インチ)で表す。日本はCC(キュービック・センチメートル)だよね。
429は排気量のことで、429CIはCCに換算すると7,030ccということになる。つまりマスタング歴代最大排気量の7Lエンジンというわけだ。
完全レストアを目指していて交換できるパーツは全て新品にし、新車同様、いや、新車以上の高性能エンジンにする予定だ。
ミッションはオートマだが、現代風にオーバードライブ付きに交換した。 リッター2~3kmといわれるオリジナルの燃費の悪さを改善するのだ。
シリンダーヘッドはアルミ製スーパーコブラジェットに交換。
キャブレターをやめ、MSDの燃料噴射に換え、燃費向上を目指す。
それでも完成すれば自然吸気で450馬力以上は出るようで、低速からのビッグトルクによりオートマでありながらチョンとアクセルを踏むだけでホイールスピンをするモンスターエンジンになるそうだ。
ど太い排気管。はらわたを揺さぶるような音がするのだ。
ただし東和さん、暇を見つけてはやってくれているが、なにぶん多忙なので完成はいつになるやら。
ずーっと楽しみの一つでもあるんだ。