館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

楽しいことだらけの休館日 3.在所へ行く

こんにちは。

休館日最後の楽しみは在所の親の顔を見に行くこと。在所は安城市だ。名古屋の帰りには大抵立ち寄ることにしている。

 

親とは言っても僕と血の繋がりはない。つまりカミさんの父親だ。

僕は父親を早くに亡くした。僕が高校18歳の時、享年48だった。母は享年65,僕が41歳の時だ。

両親を亡くして以後はカミさんの在所の親を自分の親と思って大事にしてきた。 その在所の母も一昨年亡くなった。

だから在所の父は唯一残った僕の親だ。特に、父親の愛情をあまり知らない僕は、結婚当初から在所の父には特別な想いがあった。

 

門をくぐると在所の愛犬、ペロがお出迎え・・・はしてくれない。こいつも暑さのせいでばて気味だ。しかももう、年寄りだ。

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結婚当初は怖い親父だったが歳喰って角が取れ、今じゃまん丸になっちまった。僕には少々怖いくらいの父親の方が懐かしい。なんだかんだと実の父より在所の父の方が倍ほどもつきあいが長い。

おん歳89歳。最近は物忘れがひどく、孫の名前も思い出せない。・・ちょっと心配だ。

写真を撮るからピースをやってくれと言ったら、このピースだ。父のピースはいつも親指と人差し指だ。

やっぱり親子だな。カミさんも嬉しそう。^ ^

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いつものことだが帰り際には「大根はあるか?ナスがあるぞ。ビールを持ってけ」と後を追いかけてくる。

「暑いから見送りはいいよ。」

 

また来週も来るから・・。