館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

あすからお盆

こんにちは。

きょうは仕事が終わってから、カミさんが仏具のお磨きをしてくれた。

お盆の前にはいつもする作業。

うちは先祖代々真宗大谷派お東さんで、仏具は真鍮製が多い。

実はこの「おみがき」、なかなかの重労働で、仏壇の真鍮仏具すべてを磨こうと思うと多分、一日はかかる。

 

真鍮は1年経つと表面が酸化して赤っぽくなる。これを磨くと地肌は白っぽい金色で、とても美しくすがすがしい気持ちになるのだ。

 

ウエスを使って金属磨きクリームで磨くわけだが、腕は疲れるし汚れるわで、大変だ。

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おまけに彫刻の中にクリームが白い粉の塊となって残り、仕上げが汚らしい。これを歯ブラシで取り除くのがまた大変。

以前、液体の漬けるだけで錆が取れるというものを使ったことがあるが、表面が曇ってしまって美しくない。結局磨きなおした。

最終的にやっぱりこのビカールに落ち着いた。

 

明日は迎え盆なので、夕方には町内の墓地にご先祖様をお迎えに行く。 それまでには綺麗にしておかないとね。

僕も頑張って手伝うとするか。