こんにちは。
昨日の深夜、正確には今朝の0:10分からNHK総合でサンダーバードを放映していたそうだ。 カミさんが教えてくれた。
もっと早くに知っていれば録画しておいたのに~。
きょうはジェットモグラだったようだ。 見たかったなぁ~。しかも日本語吹き替え版。
サンダーバードといえば僕が12歳ころのテレビ映画。僕らの世代では誰もが夢中で見ていたのではないだろうか?
スーパーマリオネーションという人形劇なのだが、決して子供向けではなかった。なにより、僕たち子供を夢中にさせたのはそこに登場するメカニックだ。
今のようにほとんどCGで作ってしまうSF映画と違い。使われるのはすべて実際に存在するミニチュアと火薬やガソリンを使った本物の炎だ。
僕が機械の設計士になったのも、子供の頃、サンダーバードのメカニックに心躍らせた影響があるかもしれない。
息子が12歳のころ夏休みの工作に何を作ろうと悩んでいた時に、サンダーバードに登場するジェットモグラはどうだ?と持ち掛けた。
初めは僕が作り方を指導してやっていたが、後半は息子より僕の方が熱が入ってしまって作り上げた記憶がある。
出来上がったものはどう見ても大人が作ったと分かる作品なので、学校では何の賞も取ることはなかった。
ジェットモグラの全長は50センチ。運搬車はモーターでキャタピラが動き、前進する。
このジェットモグラ、ほとんどが木と紙で作られている。丸い胴体は直径9センチの何かの芯、紙筒でできている。 ドリルは長ーいボール紙を巻いて、芯を引き伸ばし、円錐状にした。そこに木で作ったチップを並べて接着、塗装した。
胴体にある推進ベルトは段ボールの片面をはがして波なみを出した。
塗装もわざと汚れた感、すすけた感を出して塗る。
カタパルトは前方に傾斜するよう作られている。
後部ジェットの噴きだし口がスイッチになっていて、回すとドリルが回転し、ヘッドライトとテールライトが光る。
サンダーバードやゴジラを見てSF映画というものに親しんだ僕らとしては、確かによく出来てはいるものの、今のCGだらけで描かれたメカや破壊のシーンは現実感に乏しく、観ていて心ときめかないと思うのは僕だけだろうか。
今夜もNHK総合で、0:10分から第二弾が放映される。 きょうは録画するぞ !!