館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ボトル彫刻

こんにちは。

ここのところ立て続けにボトル彫刻をご注文下さる碧南市のK酒店様。

このお店の取りそろえるお酒の種類の多さにも驚かされるが、趣向を凝らした色とりどりのボトルたちは見ているだけで楽しい。

今回はどちらも黒いボトルだが、中にはピンクや淡いグリーン、さわやかなつや消しのスカイブルーなんてのもある。

以前は彫刻だけというのがほとんどだったが、最近はほぼ100%文字に色付けする。

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色の好みはお客様次第だが、多いのはゴールドやシルバーだ。中には赤や青を入れて欲しいなんて依頼もある。

 

今回はシルバーとゴールド。 ラベルやキャップの色に合わせることが多いが、会社設立などの慶事にはゴールド、若い人などはクールにシルバーで決める人も多い。

洋酒のスパークリングワインにはラベルとキャップの色に合わせてシルバーが選ばれた。

彫刻が深い方が迫力が出るので、うちではなるべく深彫りをして差し上げる。

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焼酎のボトルは金色だ。会社への贈答品なので、ここは格調高くゴールドだ。お金儲けに通じる意味もある。

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当館に限って言えば確実にボトル彫刻の需要は高まっている。

ひとえにK酒店様のご努力の賜ではあるが、ボトルに二度と消えない文字を刻むことで、ただお酒を差し上げる以上に気持ちを込められるという点が、若い人の心をがっちりつかんでいるのではないだろうか?