館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

え~っ!キャンセル~??

こんにちは。

きょうは三重県農協観光さんの団体体験の日だ。

当館の開館時間は午前10時だが、先方の要望で特別に美術館開館前の9時45分スタートでお受けした。

ところが10時になっても来られない。ちょっと変だなと思いながらも道中が混んでいるのだろうと思い、待ち続けた。

10時10分、さすがに変だと思い、農協観光さんに確認の電話をする。

すると、この予約を申し込んだ担当者二人は、お二人とも休んでいるという。電話に出た人は「取り消しでは・・・?」と言う。話がかみ合わない。

カミさんは「でも、一週間前には担当の方から確認のお電話をいただいておりますよ。」

電話の人は「それでは調べてみます。」という。

キャンセルだとしたら前代未聞だ。カミさんはいたくがっかりした様子で準備したものを片付け始める。

それから10分ほどして先方より電話があった。

「今、そちらに向かっていますが、少し遅くなっているみたいです。」

カミさんがほっとした顔をする。

それからほどなくして先方さんが着いた。

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20名ほどの団体さんである。

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結局スタートしたのは10時30分、45分遅れだった。

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お客様はハンディーキャップのある方々だった。付き添いが数名いらっしゃるが、これはいつも以上に積極的に介助しなければならない。

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皆さん、感情表現がストレートで始めはとまどったものの、腹心の無い素直な心なので僕たちもすぐに受け入れられるようになった。

右の方は付き添いの人。皆さん、素直に喜びを表してくれる。僕たちもサービスが報われる瞬間だ。

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それでも頑張って2時間コースを2時間経たないうちに終えた。

これからデンパークさんでお昼ご飯を食べるそうだ。

 

帰り際、振り向きながら「ありがとー!」、「楽しかったー!」と大声で叫びながら美術館を後にする後ろ姿が心に残った。