館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 フォード マスタング マッハ1 出会い

こんにちは。

私事だが (ブログはそもそも私事であります) 1971年式 フォード マスタング マッハ1のレストアをしている。もちろん趣味でだ。

レストアとは古い車をパーツを交換するなどして新車のように蘇らせることだ。

こいつと初めて出会ったのは僕が18歳の頃だった。「ボクちゃん」こと4つ年上の叔父に連れられて名古屋へ買い物に行ったときに当時名古屋の鶴舞にあった Ford の代理店、近鉄モータースのショールームに行った時だ。

 

見たこともないスタイルの車が展示してあった。その車はおよそ自動車などというものではなく、まるで未来から来たような乗り物だった。

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ものすごいロングノーズに地を這うように低い車体。流れるようなボディーライン。全てが初めて見る形だ。

基調色のウインブルドンホワイトに半ツヤ消しの黒に塗り分けられたボンネットには "429 RAM AIR" とシルバーの英文字が刻まれていた。

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テールにはまるで飛行機のような "翼" が付いている。そして見たこともないような太いタイヤ。まるでレーシングカー。

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僕の目はその車に釘付けになった。

当時の日本車と言えばトヨタ パプリカやハコスカと呼ばれた日産スカイラインに代表される箱型のものがほとんどだったからだ。

 

僕はその夜、衝撃のあまり眠れなかったことを覚えている。

いつかあんな車に乗れたらいいなぁ~。乗れるわけないなぁ~、などと思いながら。

 

少年だった僕の心にその車は深く刻み込まれた。

 

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