館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

鹿のステンド コパ巻き完了

こんにちは。

やっとS様注文の鹿のステンドグラスがコパーテープ巻きを完了した。 本来なら去年の11月末までの完成を目指していたのだけれど、いろいろと仕事が入り、

「いつでもいいですよ。」と言ってくださるお言葉に甘えてしまってついつい延び延びになっていたのだ。

代金はすでにお支払い頂いているので正直なところ、ずっと心に引っかかっているのだ。

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今回は前回の経験から、さらに細かなこだわりを持って作らせて頂いている。

鹿の目は以前も書かせてもらったが、フュージングで黒ガラスと白ガラスを焼き合わせて作った。

紅葉の葉は前回使用したフラクチャー&ストリーマーガラスにさらに赤とオレンジ、黄色のコンフィティガラスを焼き加えて賑やかにしたのだ。

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僕たちアーティストの感覚では同じデザインの注文でも、全作と同じものを作るのではなく、全作を何かで超えていなくてはならないのだ。ある意味、プレッシャーでもある。

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きょうのステンド教室では注文をくださったSさんの娘さんが来ていて、この仕上がりを見て目を細めて喜んでくれていた。

こうなるとさらに気合いが入るってもんだ。

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明日からハンダ付けにかかる。