館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 情熱よ再び1

こんにちは。

'73 マスタングマッハ1を手放してから僕は「未体験ゾーン」というキャッチコピーで華々しくデビューしたトヨタソアラーをローンで買った。

「故障」という煩わしいものから解放され、スペシャルティーカー、ソアラーを2~3年乗ってそれなりに楽しんだあと、結婚を意識しておとなしいクレスタに替えた。

その後、家庭を持つようになりクラウン、そして次はいきなりワゴンRと大幅なダウンサイジングしたのだ。しかもカミさんとカーシェア。

そう、子供ができて出費を切りつめるようになったためだ。

 

仕事と生活、子育てに追われるようになり、いつしか僕の車に対する情熱は消え失せていた。雑誌、テレビで国産スポーツカーやスーパーカーを見てももう心がときめかない。

車などどうでもよい存在になっていたのだ。

 

それから長い年月が過ぎ去り、息子が高校に進学、車に興味を持ちだした。

息子に車のことを聞かれるようになり、車談義に興じるようになる。そんな中で「お父さんはどんな車に乗ってきたの?」と聞かれて、

「大学時代はなぁ、ムスタング・マッハ1に乗ってたんだ。だけど大変だったなぁ・・。」 当時を振り返ってしみじみ懐かしんだ。

息子 「へぇ~。とうさん、外車に乗ってたんだ~、すごいなぁ~。」

 

僕は自分の中で忘れていた懐かしい感覚が覚醒するのを感じた。

 

「フォード マスタング マッハ1」

懐かしさも手伝ってインターネットで検索をかけてみる。

「おっ!出てくる出てくる。・・懐かしいなぁ。」

買おうなんて気はさらさら無かったが、面白くて次から次へと記事を読みふけっていった。 そのうち、

[フォード マスタング マッハ1 429CJ]個人売買情報 というサイトが目に入った。

 

「珍しいな、売りがあるんだ‥。」僕は興味でそこをクリックした。

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「へぇ、429か。7リッターだよな。 きっとすごい加速をするんだろうな。でも、こんなのガソリン、ダダ食いだろうな。・・・なに? 230万円? たっけ~。」

 

こんなの売れるわけねーだろと思った僕だったがなぜか[お気に入り]に入れていた。