館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 情熱よ再び2

こんにちは。

僕はその後[フォード マスタング マッハ1 429CJ]個人売買情報 のサイトを度々チェックしていた。買い手がつかないようだ。

そりゃそうだろ、あちこち錆があったりシートが破れていたりする。ディーラー車ということだが一番のネックは車検が無いということ。 それに7リッターエンジン。確かに加速はすごいだろうけど自動車税は1年で12万円。それに燃費の悪さが僕の中では後々の負担になることを危惧していたのだ。学生時代の記憶がトラウマとなってよみがえる。

やっぱり351、5.7リッターがいいな。 351マスタングを探す。

あったあった! '73年型マッハ1351。 なんとヤフオクだ。ヤフーオークションで車が取引されているのだ。

当時 (5年ほど前) はヤフオクに車が出品されるなんて驚きだったのだ。

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でも色は赤。それに赤と黒のカラーリングが変だ。オリジナルでこんな塗り分けはない。でも車検はまるまる2年ついている。

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買う気はなかったがいくらで落札されるか興味があった。[お気に入り]に入れる。

 

なんだか買う気満々の自分に驚いた。(^^ゞ

 

結局このマスタングは198万円で落札された。スタート価格は98万円だったのに倍以上の高値で売れたわけだ。不具合や錆がたくさん列記してあったにもかかわらずだ。

 

こうなると個人売買情報の白のマスタング429CJが妥当な値段に思えてきたのだ。

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マスタングについていろいろ調べているうちに人気の高い年式が分かってきた。

この形のマスタングが作られたのは1971年から1973年までの3年間だが、その中で一番人気なのがこの1971年型マスタングマッハ1なのだ。

理由は排気ガス規制が始まる直前のモデルで、もっともパワフルな年式とされる。中でも429CJ (コブラジェット)7リッターエンジンはマスタング史上最大の排気量でたった1年だけ生産された希少な車なのだ。生産されたのは僅か1,250台。そのうち日本にディーラー車として輸入されたのは29台だったと聞く。(間違っていたら済みません)

 

そして '72年、 '73年とどんどんパワーダウンしていくことになる。 僕が学生時代に乗っていたマスタングはこの型の中では最も非力なマスタングだったというわけだ。

 

僕は1971のマッハ1が気になって、車の状態を質問欄から質問してみた。

するとオーナーさんは一気に値を下げて230万円を185万円にしてきた。

おそらく長い間、全く引き合いが無かったところへ僕が質問を投稿したものだから、ここで売ってしまいたいと思い切って値下げに踏み切ったのだろう。

 

マスタングマッハ1、しかも最高モデルの429コブラジェット・ラム・エアモデルを手にするチャンスが一気に現実味を帯びてきたのだ。

 

冒頭のブログタイトルすぐ下にある「マスタングレストア」の文字をクリックするとレストアに関する記事をご覧いただけます。ご興味のある方は是非どうぞ。