館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

グランドホテル山海館11 試作製作

こんにちは。

いよいよ山海館さん大浴場脱衣所洗面の鏡の製作が始まった。

使うのは最高級ハイミラーDXⅡという鏡だ。

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普通の鏡とどこが違うのかというと裏面の防錆塗料と小口(切断面)に施された防湿コートだ。

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鏡の最大の弱点と言えばメッキの錆び、腐食だ、公共のトイレ、あるいはご自宅の洗面鏡の外周付近に黒いシミのようなものが出来ているのを見たことは無いだろうか?

これが鏡の腐食、メッキが錆びたものだ。

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このように鏡は外側から痛んでいく。

腐食してしまったものを元に戻すことは出来ないが、腐食しにくくする方法はある。

それが外周のコーティングだ。鏡を切断すると裏面は塗料でコートしてあっても切り口にわずかな銀のむき出しの部分が出てしまう。そこから水分と酸素が進入して錆びていくのだ。

 

さて、きょうはアートミラーの試作片を作った。 この試作を見て線の太さや色付けを修正したりするのだ。パソコンのCGと実物は随分違うからね。

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この楕円ミラーを裏表両面に加工をする。

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楕円ミラーは全部で10枚。

納期にゆとりはない。

さぁ、頑張らないと!