館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

グランドホテル山海館26 ミラー取付け終わった~!

こんにちは。

山海館ミラー取付けの2回目。雨の降りしきる中、山海館に到着したのは午後11時15分前だった。

 

すぐに荷物を搬入、作業に取り掛かったのが11時。

もし朝までに取付けが完了しなかった場合は、朝6時に作業中断し、9時まで待って再開するよう休憩の部屋の鍵を預かっていた。

残りは8枚。男湯の残り1枚を取り付けたところで0時半。一枚取り付けるのに1時間半もかかっていた。

 

これでは今日中に取付けが完了しない。もっとピッチを上げないとダメだ。

すぐに女湯に取り掛かる。

ところが女湯はものすごい湿度だ。換気扇のフィルターが目詰まりしていて換気能力がかなり落ちている。それに輪をかけて外は大雨。

いざシリコンコーキングしようとマスキングテープを貼ろうとした時にテープが壁に貼りつかない。

 

浴室内はおそらく30度を超えていると思われるが湿度がすごい。壁は拭いたはなから結露し、汗をかいてくる。これではテープが貼りつかない。

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持って行ったカメラはこの写真を撮った後、湿気でレンズの内部まで曇ってしまい、使えなくなった。これから後の写真はスマホの写真である。

 

いろんなトラブルを想定して様々な道具を持参したが、たまたま他の目的で持って行ったヒートガンがあったのでそれで壁を温め、すぐににテープ貼り、シリコンをして何とか苦境を乗り切った。

 

浴室の高温多湿の中に7時間いた僕は、その間3本のペットボトルを飲み干した。

山海館さんの温泉は自前で掘った天然温泉なので、いつもゴボゴボと湯が湯船に流れ込んでいる。仕事でなかったらゆっくりと浸かっていたいほど泉質の良い温泉なのだ。

 

僕は半分泊まるつもりでいたが、カミさんが汗でネチネチの体では寝られないから朝までに終わって帰りたいと言っていた。

 

人間集中すれば出来るものである。カミさんが壁を温め、僕がテープ貼り、シリコンと、なんと終了したのが午前5時半。

夜勤当番の男性がお風呂の照明を点けに来た。

「徹夜したんですか? 休憩はしなかったんですね。」

「はい、何とか朝までに終了しようと思って・・。」

 

帰り道はすがすがしい気分だった。

西尾へ着いてから"なか卯" の朝定食を食べに行く。

みそ汁と海苔、鮭だけのシンプルな朝食だったが、これほど朝飯がうまいと思ったのは久しぶりだった。

 

 

取付けが終わった女湯。カラフルで楽しくなったでしょ。 外はもう明るい。

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脱衣所洗面。全てミラーのデザインが違っているのが楽しい。

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カサブランカ

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クレマチス

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胡蝶蘭

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バラ

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帰り支度の山海館前。早朝の山には雲が低く垂れ込めていて、晴れた日とは一味違う気持ちの良い空気だった。

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こうして僕とカミさんの長い一日が終わった。