こんにちは。
やっときょう、と言っても5月1日の夜であるが、先日購入したサンドブラスターをテストすることができた。
結論から言うと・・まずまずの出来である。
手元ノズルのバルブは危惧していた割にはしっかり止まる。 ただしバルブの開閉が重いので片手ではできない。ここは使いづらい所だ。
威力はなかなかのものである。ワイヤーサンダーで5分磨いても取れない錆がブラストならものの10秒で取れる。
防塵容器を作り、排気ダクトを作るなど下準備は非常にかかるが、その手間を相殺しても余りあるほど見事に錆が取れる。
ただ、今回のブラスター、不満な点もある。
圧力容器にメディア(研磨剤のこと)を入れるのだが。メディアの排出口にホッパー(円錐の漏斗のようなもの)が無いため底がフラットでメディアを最後まで使うことができない。かなりの量が底にたまったままになる。
さて、実作業ではボデーのブラストしようとする場所に防塵容器を作り、その所々に覗き窓を作る。そこから中の様子を見ながらブラストする。
別の角度から見たところ。いづれBefore After をお見せするがご覧の通り錆は綺麗に取れている。
これはサンドブラストのマイナス面だが、どんなに容器を密封したつもりでもありとあらゆるところからメディアが洩れてくる。
これが作業場を汚すのだ。床は砂だらけだ。
だからマスクとゴーグル、そしてビニール手袋は欠かせない。そして換気設備は必須だ。
サンドブラストのプロとして、サンドブラストのメリット、デメリットを近いうちに説明したいと思う。