館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

塗装ブース リフレッシュ2

こんにちは。

ゴールデンウイーク終盤とあって、きょうは体験も見学客も一段落といった様相だった。

 

昨日に引き続き、塗装ブースのリフレッシュを行う。

天井の次は壁面に薄い養生シートを張る。床との隙間をマスカー(黄色の紙テープ)でふさげば外からホコリが入ることはない。

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綺麗にリフレッシュした塗装ブース全景。息子が手伝ってくれたので大助かりだった。息子は夕食を軽く済ませて自分のアパートへ帰って行った。明日から仕事らしい。

息子よ、ありがとな~。

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次の塗装準備にかかる。看板だ。

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娘は教室に持ち込んだ看板のマスクシートを剥がしてくれた。

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仕上がった看板。ミッチャクロンが効いているのか文字の端がめくれたりはしない。

そのとき娘が言った。

「お父さん、クリヤでトップコートをしておくと看板が長持ちするよ。」

娘はPインキ株式会社の研究員でインキの開発をしているので塗料のことも詳しい。

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綺麗に文字が塗装できた看板であるが、ベースの白を塗った後、ミッチャクロンを吹いてから文字の色を吹いている。

マスキングするために一旦ベースの白を乾燥させる。一旦乾燥した塗料は硬い表面皮膜を作るので厳密には上塗りと一体になっていないのだそうだ。

だから長時間日光や風雨にさらされると下塗りと上塗りの境界に雨水が入り始め、剥がれることがあるという。

トップコートで全体を覆ってしまえば境界に雨水が入ることは無いわけだ。

 

またひと手間増えるが娘の言う事を尊重してトップコートを塗装することにする。

 

 明日6日は(きょうか)休館日です。よろしくどうぞ。