館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右プラットホーム9

こんにちは。

前回のレストアから間が空いてしまったね。今回は右プラットホーム後ろ、左側のネジ部分を補修する。

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今回は写真右側の斜めのプレスラインにまで錆によるクレーターが沢山出来ている。ここも補修したいところ

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クレーターの酷い所だけパッチで交換しようとすると、こんな感じのパッチになる。

斜めのプレスラインは曲げRが変化しているのでこの形に曲げようとすると金型が要る。ちょっと面倒な作業だ。

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オリジナルから曲げRの型を取り、型に合わせて平鋼を削る。もちろん、板厚分を引いたRだ。最大Rから‥、

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最少Rまで、出来るだけ滑らかにつながるように削る。

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そうして出来たのがこちらの金型、当て金である。そして上のように切り取ったパッチを当て金に当てて‥、

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ハンマーで当て金に沿わせて丁寧に曲げていく。

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角度を変えて見ると、こんな感じに曲がっている。

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寸法がオリジナルと違わないように測っておく。

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前側のボルト穴から300mmだ。

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左右の面のラインも見ておく。全てオリジナルの寸法を把握しておくことが重要だ。

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ミニルーターでパッチの形状にカット‥、

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オリジナルを切り取り‥、

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パッチを当ててみる。

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これから細かく寸法調整をしていく。