館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

矢田の看板5

こんにちは。

ここのところ美術館の仕事以外では、もっぱらサンドブラスター作りと矢田の看板作りに明け暮れている。

先日、友人の鉄工所から看板の支柱が出来上がったという知らせかあり、レッカーでうちの倉庫に運んでもらった。

全長6メートル。今までの支柱よりも1.5メートル高くしてもらった。木の陰に隠れて見えにくかったからだ。

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搬入してからの作業は基本的に僕一人で行わなければならない。 そのためキャスター付きの支柱受け台を自作した。耐荷重120kgのキャスター4個で単純に480kgまでOKというわけだ。2台で960kgまで耐えられる計算だ。

ま、そんなことはどうでもいい。これから塗装を行う。

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もともと支柱は白色に塗装されていた。ところが1年もしないうちにペラペラと剥がれてきてしまった。建ててから10年経った頃には綺麗に剥がれてしまい、ご覧の通りだった。

溶融亜鉛メッキしたての支柱に塗料が密着しないことを知らなかったのだ。

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支柱てっぺんにある矢印には赤いペンキが塗ってあったのだが、ご覧の通りなんにもない。

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それでも今回は大丈夫だろう。亜鉛メッキは表面が酸化してグレーになっている。こうなれば塗料が密着しやすくなるのだ。さらにミッチャクロンプライマーを塗る。

 

そして、今回はちょっと考えがある。初めは支柱を以前と同じ白一色に塗ろうと思っていたのだが、それでは少々つまらない。周りの景色に違和感が無いように樹木に似せた塗装をしようと思うのだ。

そう、下の方は木の幹に似せた茶色の塗装。

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そして真ん中あたりから上は葉っぱの緑に塗るのだ。緑のウレタン塗料は現在取り寄せ中。

てっぺんの矢印には今回、文字を入れる。初めに下地の白を塗り‥、

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文字のマスキングをして、赤を塗る。マスクを剥がすと‥、

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500mの白抜き文字だ。

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そして、またまたアイデアが生まれた。

この矢印の上に鉄板で作ったフクロウの姿を止まらせたら面白いんじゃないかって‥。

カミさんに話したら、「いいんじゃない!」と即決。

 

よしっ!フクロウを作ろう。^ ^