館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 トランクパン1

こんにちは。

神戸で試乗した時は、まあまあの状態だった。

トランクも購入当時は多少錆っぽい所はあっものの、そこそこ綺麗に保たれていると思った。マスタングは錆びやすい車体なので、むしろ錆なしの車両こそ稀だ。

確かに綺麗ではあったが、学生時代にマスタングに乗っていた記憶ではトランクには補強のプレスリブ(断面がU字型のくぼんだライン)があったような‥。

この車体にはそれが無い。

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シーラーというか、シリコンは丁寧に塗り込んであるのだが‥。

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全塗装するつもりなのだ。ここはとにかく塗装を剥がすことに。・・おや?赤い鉄板が出てきたぞ。それに、なんと何と、ガムテープだ。(写真右端)

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さらに右側も塗装とシリコンを剥がしていくと、出てきた出てきた!ガムテープだらけだ。そしてガムテープを剥がすと‥、そこにはおぞましい無数の腐食穴が‥。

つまりガムテープで穴をふさぎ、その上からシリコンを塗りたくって塗装し、つくろった感じだ。

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ガソリンタンクを外し、下からトランクを見上げてみると‥、

何とここにもガムテープが。こうなるとどうなっているのか剥がしたくなる。

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剥がすと上からかぶせた鉄板の裏側が覗く。大穴だ。

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そして左側はというと‥、こちらは穴を隠さずシリコンがはみ出している。

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こうなると修理とは言わないな。隠ぺいだ。

悪質な修理屋だと思う。もしこれをオーナーさんも知っての上なら取りあえず売れるように表面だけ綺麗にしといて、ってとこか。

いづれにしてもこの車に対する愛情など少しも感じられない。

 

悲しくなったが続きは次回にする。