館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

矢田の看板8 フクロウ取り付け

こんにちは。

それにしても、よー降る雨だ。

天体望遠鏡が来てから一週間を過ぎてしまったが、未だに星を見られずにいる。

 

きょうは美術館が終わってから看板の支柱にフクロウを取り付ける予定だ。

できるだけ計画は守りたい。

 

塗装の密着が良くなるように、鉄板の黒皮と塗装剥がしをサンドブラストで行い、矢印とフクロウの溶接部分を開先(溶接が良く溶け込むように小口を斜めに削ること)した。

赤い部分が矢印だ。赤の左側に白いものが貼ってあるが、これは濡れティッシュだ。溶接の熱を素早く逃がして、赤の塗装のダメージを最小にするためだ。

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炭酸ガス溶接だが、連続しては行わない。熱くなりすぎて塗装が焦げたりふくれてしまうからだ。

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足の取り付け部分はあらかじめ決めておいて、そこは肉を盛りすぎないように。

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何回かに分けて溶接完了。

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ビードが汚いので結局サンダーで削ることに。赤の塗装を削らないよう注意、注意。

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足を取り付ける。TIG溶接のビードはきれいだが、入熱が大きいので1回のビードを1センチくらいにした。 それでも4センチくらい離れた濡れティッシュが沸騰を始める。

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台風などの強風でフクロウが飛ばされ、通行人が怪我をしないように矢印との継ぎ目部分までしっかりと溶接しておく。

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次はフクロウの塗装だ。