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館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 ノブを作る-1

こんにちは。

リヤ・フォールドダウン・シートの枠をクロムメッキし直してもらう間、シートを固定するラッチ(固定金具)のノブを作ることにする。

 

以下の写真は僕のマスタング仲間の車のものであるが、リヤシートを固定するラッチの上にクロムメッキされたノブ(つまみ)がある。

この車両は大切に扱われていてとてもきれいだ。43年経っていても大事に扱えばこれくらいの美しさは十分保てると言うことだ。

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僕の車はというと…、ラッチ部分のプラスチックパネルは割れていて、しかもクロムメッキのノブは無い。欠損していてレバーの芯だけが出ている。いったいどんな扱われ方をしてきたんだか。

あいにくこのノブはレプロが発売されていない。部品取り車から取り外してくるか自作するしかないのだが、僕は部品取り車を持っていない。

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今回、このノブを作ろうというのだ。

使うのはこちら。奥の左からシリコン型取り材、その右が造形用樹脂、一般に言うレジンのことだ。

そして手前左は鋳型を作るときの箱だ。その右の丸缶は離型剤。

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これらは全て東急ハンズで揃う。

レジンには色々な種類があるが今回使うのは透明エポキシ樹脂(右側)。「クリスタルレジン」という商品だ。

透明を使うのには訳がある。それは隅々まで樹脂が行き渡っているか見えるからである。

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こちらは型を作るときの箱になる。赤はベース、青は壁になるブロックだ。

鋳型を作る箱は自作しようと思えば出来るが、これが案外面倒なのだ。あり合わせの箱を使うにしても、大き過ぎれば樹脂が必要以上に要る。小さすぎると肉が薄くなって型が弱くなる。

東急ハンズは商品をスタッフ自身が使ってみて、良いところ、良くないところを知っているから相談すればとても参考になるのだ。

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事情を話すと親切な友人がノブを貸してくれた。早速型取りブロックを組み立てて、鋳型を作るための箱を作った。

箱の底に半分くらいまで油粘土を詰める。そこにお借りしたノブを半分埋め込む。

粘土に穴が開いていたり、ブロックの壁に粘土の粒が貼り付けてあるのは位置決めのための凸凹になる。(やっていく内に分かりますよ。)

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写真右側が型の上側になる。製品に空気だまりが出来ないように空気抜きを作らねばならなかった。それがノブの上に付けた木片だ。粘土の穴一つと粒一つをやめる。

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シリコンの型取り材を流し込む。まずは1回目。全部で3回行う。つまり3分割の型を作るわけだ。

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型取りシリコンの硬化時間は23度湿度60%、厚さ1センチのもので8時間かかる。

 

このまま一晩置くことにする。