館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

90歳の誕生日

こんにちは。

きょうは在所の父の誕生日、満90歳だ。

去年の暮、救急車で厚生病院に運ばれて心臓の深刻な病気が見つかった。

その後治療の甲斐あって病状は落ち着いている。病状はいつ急変しても不思議ではないと医師に言われつつも、優しい家族に支えられて日常生活を特に不自由なく送っている。

誕生日だからと言って何か特別なプレゼントが欲しいわけではない。

糖尿病があるので甘いものはよくないし、心臓が悪いのでアルコールもいけない。

往きにAコープで形だけのプレゼント、果物少々とお饅頭を少しだけ買う。あげられるものが無いのだ。いや、言葉だけ「おめでとう」と言いに行けばいいのだ。

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認知症には波があるみたいで調子のいい時と良くない時がある。きょうはちょっと調子悪い。一日独りぼっちだったからのようだ。デイサービスに出かけて行ったときの方が頭がはっきりしているみたい。

 

100歳までとは望めないだろうが、大事にしてもらってせめてあと3~4年は元気でいてもらいたいものだ。

 

親は生きていてくれさえすればいい。元気ならいうことないが、たとえ寝たきりの植物状態でも死んで身体が無くなってしまうよりは嬉しいものだ。親とはそういうものだと思う。

 

最近なんと殺人事件の多いことか。中にはスマホを注意されて親を刺し殺したなんて話も聞く。

今は親よりもスマホの方が大事な時代なのか。

世の中、便利になる分、人の心は壊れていくようだ。