館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ジオラマ メインストリート 塗り替え

こんにちは。

 

前回、メインストリートの舗装を塗装したラッカー塗料がミニカーのタイヤで溶けてしまったことはお話しした。 タイヤゴムに含まれる可塑剤がラッカー塗装を侵してしまっようなのだ。

前回はシンナーでラッカー塗装を全て剥がし、電極をマスキングテープで養生するなどして初めに塗装するときに比べずいぶん手間がかかった。

何事もそうだが、修正ややり直しは割を食う。もう二度と大事な塗装にはラッカースプレーなど使わない。

 

今回は自分で色を調合した2液型アクリルウレタン塗料。自動車用の強靭な塗料だ。ただし、この塗料にも難点が無いわけではない。

塗料と硬化剤を正確に計量して混合、シンナーで希釈するなど塗装準備に手間がかかる。さらに混合した塗料は余っても保存できない。硬化反応が進んでしまうからだ。それに作業時間の制約もある。

それでも慣れてくれば耐久性の恩恵を考えると苦にはならない。

 

今回のグレーはフラットベースを入れて "全つや消し" にした。

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グレーを塗装して一晩明けた翌日、あまり時間が経たないうちにセンターラインや横断歩道の上塗りをする。

白の上塗りはサッと薄めに塗る。その方が自然だ。あまり白が目立ってはいけないのだ。

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横断歩道など、人がよく通るところはペンキがかすれたようにちょっと薄めに塗る。

今思えばもっと薄くてもよかったかも。

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マスキングを剥がすとラインが現れた。もう少し濃淡が強くても面白かったな。

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ライン塗装は終了した。

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ま、比較的新しい道路ということにしましょう。

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うっすらと濃淡がある。塗装中マスクを剥がして濃淡を確認するわけにはいかなかったから仕方がない。これでヨシとする。

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次は中央分離帯の取付けかな?