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館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

“ 潮騒 ”の島 神島2

こんにちは。

 

知多半島の先端から見える神島は遠く霞んで見えるが、そこからは行くことが出来ない。

西尾の自宅から神島へ行こうとすると名古屋市を回って三重県鳥羽港まで行き船に乗るか、あるいは豊橋市を経由して渥美半島をひた走り伊良湖港まで行き、そこから連絡船に乗るしかない。他の航路は無いようだ。

鳥羽港を選択すると西尾から鳥羽まで2時間30分、そこから連絡船で神島までさらに30分、合計で3時間かかることになる。

一方伊良湖港だと西尾から豊橋経由で2時間、そこから連絡船で15分、トータルで2時間15分だ。

鳥羽観光も魅力的ではあったが、僕たちは伊良湖を選んだ。

 

道の駅 クリスタルポルトがチケット売り場と乗船場だ。定期船は日に4便で僕たちは午後1時の便に乗る。

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伊良湖灯台を左に見ながら神島を目指す。 連絡船の神島丸は定員70名の中型船だが、月曜日ということもあってか乗客は僕らのほかには若いカップル一組だけ。4人の乗客は潮風に吹かれながら、すれすれの海面にほとばしるしぶきを楽しんでいった。

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神島は伊良湖岬からは直線距離にして4㎞ちょっと。遮るものが何もないので目で見ると泳いで行けそうなくらいすぐ近くに感じる。

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夕方ごろには曇ってくると予報では言っていたが、真夏のような日差しが照りつける昼下がりはかなり暑い。

神島漁港に着いたのは1時15分頃。 桟橋を降りると潮騒の島らしい看板が出迎えてくれる。

周囲4キロに満たない小さな島だが、映画 “潮騒” の撮影は全編にわたってこの神島だけで行われているのだから、これはもう映画の島と言っても過言ではない。

正直な感想を言うと、映画のロケ地と言うことを除けば、これと言った観光資源を持たないこの島が「潮騒」の4度の映画化という三島文学の加護を得て、島の魅力を際だたせているのである。

島に点在する当時の撮影場所の多くがそのまま現在まで残されているというのは奇跡のようでもある。まさに神の島と言える。

ここを訪れるなら是非とも小説なり吉永小百合の映画を観ておくことをおすすめする。

感激とともに親しみを持ってこの地に触れることが出来るであろう。

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僕たちは荷物を持って予定より早いチェックインに向かった。宿泊は島唯一の旅館「山海荘」である。民宿は他にもあるようだが、インターネットで旅館を検索するとここが真っ先に出てくるのでここに決めたわけである。

 

出迎えてくれたのは山海荘の女将であった。チェックインは3時であるが、気分良く部屋に案内してくれた。

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この日の宿泊客は僕たち二人だけ。貸し切り状態だ。(笑)

荷物と貴重品を預けて早速島内観光に向かう。

 

時刻は午後2時。女将の話では2時間もあれば一周できるという。