館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 ウレタンバンパー1

こんにちは。

1971~1973のマスタングマッハ1といえばボデーと同色に塗られたフロントのウレタンバンパーがトレードマークだ。

僕のマスタングは購入時フロントバンパーはクロムバンパーだった。だけどマッハ1なら本来ウレタンバンパーだったはずだ。ディーラー車であったならなおさらだ。

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僕の車はご覧の通りクロムバンパー。なぜ、クロムバンパーが付いているのか?

考えられる理由は2つ。一つは事故ってバンパーをオシャカにした。二つ目は車を手放す前にバンパーだけ知人に売っちゃった。なぜならウレタンバンパーはレプロが発売されておらず、入手困難だからだ。

多分、理由は一つ目だろう。

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やっぱりここは何とかしてウレタンバンパーにしたいところ。ヤフオクや、あちこち修理屋、中古車屋を探して回ったがなかなか見つからない。

 

そんな折、全く偶然だが僕がお世話になっていた英会話教室の先生のお父さんがアメリカのインディアナ州に住んでいて、たまたま eBay のオークションに出品されているのを見つけ、僕に知らせてくれたのだ。

ちなみに eBay (イーベイ)とは世界最大級の通販、オークションサイトでアメリカの会社だ。僕はこの時までその存在を知らなかった。

 

そのサイトを見ると再生されたバンパーでとても美しいバンパーだった。

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写真はこのほかにも沢山アップされていて、状態は良いようだ。

その出品者はバンパーを修復するガレージ工房で、住所がインディアナ州の近くなのだが、海外発送はしないという。

これでは僕は入札できない。

 

そのとき、英会話先生のお父さん、ロドニーさんと言うのだが、「カズヒコ、オレが代わりに入札してやるよ。予算は幾らだい?」

このバンパーは結局最低落札価格に達せず、オークションは終了した。

 

ロドニーさんは直接出品者に電話し、価格を聞き出した。650ドルだった。そしてロドニーさんは現物を見るためにわざわざ400キロほども離れた出品者宅まで出かけてくれたのだ。