こんにちは。
きょうは土曜ステンド教室の日。お一人作品の完成があった。
製作したのは土曜教室唯一の男性、御年73歳のSMさんだ。この作品を作り始めてかれこれ1年にはなる。
お孫さんへのプレゼントとして作り始めたのだが、作っていくうちに、型が合わないことが分かってきた。
当教室には沢山のステンド作品集と型があり、その中から好みの作品を選んで作る生徒さんが多いのだが、時々不完全な型がある。
多くは、アメリカから輸入した作品集で、個人が書いている作品集も多い。その中には結構適当に作っている作品も見受けられる。
さて、その作品はなんとクラシックカー。
T型フォードのようだが、かなり省略してある。
はっきり言って少々製作は難しい。 もともとの作品写真にはホイールハウスや、窓の仕切りなどもあったのだが、なかなか思うように製作できずに、変更を余儀なくされたようだ。
特に、アーチ型のホイールハウスは真鍮平板を曲げて作るらしく、製作困難ということで割愛してしまった。
それでも、モーターとギヤが付いていて、電池でちゃんと走ることが出来る。
製作期間が長いために自然発生したハンダの錆や汚れも、見ようによってはクラシックカーだけに自然さを与えている。
これを見たらお孫さん、どんな顔をするだろう。(笑)