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館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

鶯 その後

こんにちは。

 

実はずっとモヤモヤしていた。死んだウグイスを埋葬したことを。

たかが小鳥の死がい一羽のことであるが、ウグイスの鳴き声を聞いた時のほっこりした感動を思い出すと、このまま柿の木の下で土に戻してしまうことが残念でならなかったのだ。

 

夜になってふっと思いついた。 そうだ。剥製にしてやろう。今ならまだ間に合う。

夜中の12時過ぎになって懐中電灯を持って裏の畑へ。

 

懐中電灯の灯りを頼りに柿の木の根っこのあたりを小さなスコップで丁寧に掘り返す。ウグイスを傷つけないようにだ。

白いティッシュが見えた。今回はたまたまティッシュにくるんでやったのだ。ティッシュが見えたら後は手でそーっと土をどかしていく。

 

良かった。ウグイスに土がついていない。

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ウグイスを掘り出して程なく雨が降り出した。その雨は土砂降りになった。

「良かった、間に合った。」

なんだかウグイスが掘り出してくれるのを待ってたみたいだ。

 

ネットで剝製屋さんを探すと東京の業者が出てきた。

東京、中野の叔父さんが猟銃の免許を持っていて、その昔、カモのはく製をもらったことがあったのを思い出し、剥製を思いついたわけだ。

 

小さい小鳥でも2万円はかかるらしい。

ウグイスを新しいティッシュに包み直し、ジップロックに二重に密封して冷凍庫に入れた。

 

翌日、カミさんに「東京へクール宅急便を送ってくれ。」と頼むと、「クール?、いったい何を送るの?」

「昨日のウグイスだよ。」

 

カミさんは一瞬びっくりした顔をしたが、事情を話すと

「剥製かぁ、良く思いついたわね。」と賛同してくれた。

 

こんなこと、供養になるかどうかは分からないが、生きていた時の可愛らしい姿を残してやりたかったのだ。自己満足にすぎないけど。

 

仕上がりは一か月後だ。