館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ジオラマ 街灯製作中2

こんにちは。

 

きょうも街灯をコツコツ作っている。

2ミリ真鍮パイプに10ミリに短く切った3ミリパイプをかぶせ、ハンダで固定。これは街灯支柱の段付きを表現したものだ。2ミリパイプだけで作るよりカッコいい。

 

支柱の付け根側から10芯のビニル線を通す。これがパイプに通る限界の太さだ。エナメル線も考えたが、エナメル線はエナメルが傷つくと絶縁不良の原因になるので避けた。

ちょっとパイプの曲がり部分とヘッドの曲がり部分を通すのがきついが、なんとか通った。ビニル線は8センチほど余分に出して先端のビニル被服を剥きとる。

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得意のLEDハンダ付けだ。LEDがいかに小さいか分かる。これらLEDの発明、小型化でどれほどジオラマが精密に出来るようになったことか。

LEDのプラス極に10芯のうち1本をハンダ付け、あとの9芯は切り取る。

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ビニル線を引き戻してLEDがヘッド部分に来るようにする。

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LEDのマイナス極とヘッドを1本の芯でハンダ付け、接続する。その前にLEDとヘッドの間に絶縁のポリテープを貼っておく。

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点灯試験。ちゃんと点く。 これでよし。

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メインストリートと駅前広場で20本くらいは必要かもしれないのでもっと作る。 長さの違うものがあるが配線の勝手で、途中で設計変更して長くしたのだ。地上部分の長さは変わらない。

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もうちょっとリアルに仕上げよう。ヘッドの部分にエポキシ接着剤で肉盛りをしてランプシェードにする。LEDが切れた時の修理はしにくくなるがリアルさ優先だ。

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よぅ~し。いい感じ。

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今は金ぴかだが、なぁに、3~4年もすりゃ渋~い茶色になってくる。

ランプは僕としてはちょっと明るすぎだ。目立ちすぎる。抵抗をかまして暗くしてやるつもりだ。

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ジオラマ全体では40~50本の街灯が必要かもしれない。

 

次はデザインも変えてみようか。