館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

十角形ステンドランプシェード

こんにちは。

 

きょうは火曜ステンド教室の日。お一人作品の完成があった。

火曜教室で唯一の男性生徒さんYZさんだ。

定年退職をされて今は非常勤でその会社に勤めている。

 

今回完成させたのは十角形というイレギュラーな数だ。たいていこのテのランプシェードは六角か八角と相場は決まっているが、初めてのことにチャレンジしたいのだ。

もちろん彼のオリジナルデザイン。

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時間はある。

YZさんは家でもできることはどんどんやってくるので、他の生徒さんの倍くらいの速さで作品を仕上げていく。

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女性陣に褒められてご満悦だ。

 

YZさんはシンプルで派手な配色がお好きのようで、毎回赤や青、緑と言った原色を多く取り入れている。

今回も赤の透明ガラスから透けて見える白熱球の灯りが綺麗だ。

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そういえば先週の土曜教室でも新作が完成した。 一つはKZさんの樹木柄の姿見。教室で作るのにはちょっと大きすぎるが、なんとかスペースを確保して完成にこぎ着けた。

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もう一つはいつも賑やかなAYさんの小物入れ。まだ入会一年ほどの新人さんだが、今ではステンド大好き人間になってしまい、家でもせっせと作ってくる。

この日は作品を見せにやってきた。ブルーのガラスと玉の配色が可愛い。

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教室というと学ぶところというイメージがあるが、むしろコミュニティーの色あいが強い。

もちろんお教えすることは沢山あるが、そんなことよりもむしろ会話や雰囲気を楽しんでもらうことが長続きの秘訣と思っている。