館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ヴィーナスとスーパームーン

こんにちは。

 

近頃夕方の空が華やかだ。

夕焼けの頃から薄暮の頃まで南西の空にひときわ明るい星がある。金星だ。

 

常滑市セントレア=中部国際空港が出来てから空が飛行機で賑やかくなった。こちらに向かって飛んでくる飛行機のライトが明るく輝いているが、それと見間違うくらい明るいのが金星だ。

ここのところ雲の多い天候が続いているが、良く晴れた夕暮れ時など、美術館の正面に煌々と輝いている金星を見つけたときは嬉しくなってしばし見とれてしまうほどだ。

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金星の英名はヴィーナス、ラテン語ウェヌスといって、ローマ神話の「愛と美の女神」のことだ。

紺に染まった夕暮れの空にただ一つ煌々と輝くその星に、古人(いにしえびと)は美しい女神の名を与えた。

 

僕はこの夕暮れ時の空が大好きだ。刻々と変わっていく空の色はいつまでも眺めていたい気分になる。

 

さて、昨日はスーパームーンといって月が大接近した日だ。なんでも68年ぶりの超接近だとか。実は僕も最近月が大きくなっているなぁ、という印象を持っていたのだ。

あいにく昨日は雨で見ることはできなかったが、今夜こそはと思い、待ち構えていた。

月が昇るころは雲が多く、さえないスーパームーンだなと思っていたのだが、夜半になると雲が途切れ美しい満月マイナス1日が姿を現した。(笑)

 

新聞が読めるほど (例えです。実際はとても読めません) 外は明るい。デジカメでシャッタースピード1/1000秒でもこれだけ写る。

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そこのあなた、テレビばかり見てないで、たまには外に出て空を見上げてごらんよ。

退屈なバラエティー番組よりずっと楽しいよ。