館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

娘のウェルカムボード

こんにちは。

 

ただいま娘の結婚披露宴に使うウェルカムボードを製作中。

花柄のステンドグラスで縁取った中に楕円形の鏡があり、そこに " Welcome " と書き入れるのだ。

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「親の愛情だね!」だって? とんでもない、作っているのは娘本人だ。

型紙の作り方や鏡のカットなど、初めに教えてはやったが僕もカミさんも一切手伝っていない。娘が初めて自分で作るステンドグラスだ。

 

ステンドグラスでウェルカムボードを作りたいと言い出したのは2か月ほど前。

朝は6時半に起きて毎夜11時ごろにならないと名古屋の職場から帰ってこない忙しさ。 休日を利用しては製作にかかっているが思うように進まない。

式まで20日を切った。

 

「お父さんもお母さんも仕事で忙しいからね、作ってあげられないよ。」と初めに釘を刺したものの、見かねたカミさんが、

「無理せんでいいよ。手伝ってあげようか?」と言葉をかけたところ

「大丈夫。自分で作りたいから。」と。

 

厳しく育てたせいか、根性が付きすぎてしまった。(笑)

 

親が言うのも変だがカットもコパーテープ巻きもとても上手い。普通、初めての人がここまでのカットはムリだ。ラインの幅が均一で、初めての作品とはとても思えないほどだ。

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子供のころから細かいことに集中する質(たち)で、絵を描かせたら大人並みの緻密な絵を描いた。

今はコパーテープを巻いている段階で、それが終わったらハンダ付けだ。

 

多分、間に合う。