こんにちは。
きょう、インターネットニュースのコラムに「誰が荷物を運ぶのか 同乗ルポ 深夜のトラック長距離輸送」という記事があった。
きのうもこのブログに書いたが、僕はあまり家を出ない。特別に急な買い物が無い限りはインターネットで買い物をすることが多い。外出の時間を作品や趣味の作業時間に当てられるからである。
例えば僕が仕事上で必要とする買い物のうち、たぶん90%は通販だ。
クルマを使いガソリン代と時間を費やして、あるかどうか分からない商品を探しに行く必要もなく、必要なものを宅配業者さんがわざわざ玄関まで届けてくれる。
取り寄せ商品などで遅いものでも1週間、早いものなら翌日~2日で届く。首都圏なら当日届くものもあるという。
驚きの便利さである。自分で買い物に行く費用対効果から考えたらその差は歴然だ。
きょうも郵便屋さんを含め宅配業者さんが何度も訪れた。
最後のSAGAWAさんなどは夜の8時に来てくれた。待っていた商品を届けてくれたのだ。
一方で、この便利さを陰で支える人たちがいる。ドライバーさんだ。
冒頭の記事にもあるように日本の物流を支えるのは昼夜を問わず走り続けるトラックだが、その過酷な労働を知る人は少ない。
高速道路を走っているとゆっくりと走行車線を制限速度内で走っているトラックがあるかと思えば追い越し車線を我が物顔で前の車をあおるようにピタッとくっついて走るトラックも少なくない。
非常に不快な思いをすることもしばしばだが、彼らに課せられているノルマを思うと分からないでもない。
昨今ではコンビニや外食産業など24時間営業を見直す機運も高まっている。従事者の労働条件を改善するためだ。
すぐ欲しい、いつでも欲しい。
際限のない便利さへの欲求を僕たちもそろそろ考え直す時期に来ている。