こんにちは。
右フロントピラー最下部(ドア開口部の前の下)に塗装の剥がれと怪しげなあぶくが見える。(赤矢印の部分)
塗装をワイヤーサンダーで剥がしてみると…、案の定、クレーターだらけ。(写真中央右寄り)
穴も開いているし、クレーターの肉厚なんて、たぶん0.1~0.3mmくらいで破れる寸前だろう。
今回はここを修復しよう。
カーブの型を取り、カーブに削ったH鋼を当て金にして鉄板を叩いて曲げる。曲げ幅が小さければ切れ込みを入れて溶接するよりきれいに曲がる。
パッチを2枚作る。一枚はパイプを使って緩やかに曲げた鉄板と、今、叩いて曲げた鉄板だ。白いのは僕の親指。押さえているのだ。
オリジナルに当てて角度を取りながら仮溶接。こういうものは予定より大きめに作っておく。
全体をシーム溶接。
オリジナルの痛んだ部分をカットする。ミニルーターが砥石が薄くて便利だ。
ベルトサンダーでスポット溶接部分を削る。切り取ったものを再利用するのでなければベルトサンダーがお勧めだ。スポットカッターは相手側にセンター穴が残るからね。
痛んだ部分を剥がす。裏側は錆だらけだ。
続きは次回に。