館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右ロッカーパネル

こんにちは。

 

ホイールハウスの修復をするために痛んだホイールハウスの一部を切り取る。丸ごと交換などという無謀なことはしない。

僕が参考にしたのはこの動画だ。

www.youtube.com

 

実際の作業は次回に回すとして、ここではせっかくの機会だ。ロッカーパネルの錆防止を行う。

早速ホイルハウスの切り取りを始める。スポットを外し、切り込みを入れていく。

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ロッカーパネルの内部が見えるようになった。

錆防止のつもりだろうか?わずかなすき間からシリコンが押し込んである。苦肉の策だろうが、全く用をなしていない。

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照明を当てて中を覗くとロッカーパネルの内側にはごみが溜まっている。意外にも錆はほとんどない。亜鉛メッキされているからだろう。

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3メートルほどの竿の先にワイヤーブラシを取り付けた「お掃除ブラシ」を作り、ロッカーパネルの内部に挿入し、ごみや酸化物を取り去る。

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奇麗になったロッカーパネル内部。正面突き当りはフロントのホイールハウスだ。

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奇麗になったところで最初に浸透力のある「必殺錆封じ」を長~いスプレーノズルを作って奥の方から塗り残しないように2回スプレー。一晩置いてガードセプターを2回スプレーした。ツヤツヤになった内部。

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ガードセプターが完全硬化する寸前にPOR-15のシルバーを刷毛塗りした。もちろん長~い竿の先に刷毛を付けてだ。刷毛は使い捨てになる。

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この時、注意しなければならないのは、ガードセプターや、POR-15がシートベルトなどの雌ネジに付かないようにしなければならない。ネジに付くとボルトが入らなくなる。

僕はボルトを取り付けた状態で塗り、塗り終えたら直ちにボルトを外して雌ネジに付いたPOR-15をエアーで飛ばし。綿棒にシンナーを付けて入念に拭いた。

 

これだけやればもう、錆は大丈夫だろう。^ ^