館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ステンドガラス買い出し

こんにちは。

 

きょうは製作依頼のあったN様邸のステンドガラスの買い出しに行った。

無地のガラスならわざわざ名古屋まで出向かなくても宅配注文で事足りるのだが、柄行きのあるガラスだと自分のイメージに合わないガラスが届くことがある。それほど色や柄にバラツキがあるのだ。

色選びするのはたった1枚のガラス。カミさんに光を透かして見てもらう。

もちろん色柄は均一でなく、このガラスは色が濃すぎるということで違うガラスを探す。

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こちらのガラスは同じ品番だが他の同品番のガラスの中でも比較的明るい。ちょっと欠けがあるがカミさんがこの色がいいというのでこれに決定。

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ガラスの運搬は気を使う。平積みは不可だ。必ずガラス運搬用の馬を使う。

そう、アングルを三角に組み立てたアレだ。なぜ馬というのかは分からないがガラス屋さんは皆これを使う。

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ステンドのガラスはだいたい3ミリ厚。サイズの大きいものから順に重ねて積む。

窓用のガラスに比べると薄くて割れやすいので、固定もゴムバンドで締めすぎないように注意する。ベニヤ板などで上から押さえるのも良い。走行中の飛び石などで割れるのを防ぐためだ。

 

さぁ、明日からガラスカットだ。