館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

六角ランプシェード

こんにちは。

 

きょうは土曜ステンド教室の日。

生徒さんの一人、SKさんがランプシェードを完成させた。

比較的小型のランプで、形は六角錐。シンプルでとりわけ難しい作りではないのだが、なぜ記事にしたかというと、ガラスの選定が良かったからだ。

 

僕がいいなと思ったのは白いガラス。こういう不透明の流れ模様のあるガラスをオパールセントガラスと言うのだが、その透け具合がとてもいいのだ。

電球のフィラメントが透けて見えるのだが眩しいほどではない。 そしてほんのり青味がかった白が幻想的だ。

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デザインがシンプルな分、ガラスの色合いが際立つ。 いいガラスを使うときは、極力絵柄はシンプルが良い。ガラスの美しさが引き立つのだ。

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下から見上げると電球の暖かなともしびに包まれる。

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半世紀前の食卓の団らんの明かりのようだ。

人間、何かに心を奪われる時間も必要だね。