館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

フクロウのステンドグラス 木曜教室

こんにちは。

 

きょうは木曜教室の日。HIさんのフクロウが完成した。実に2年越しの作品である。

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HIさんはまだ初心者の口だが初めてのパネル製作でいきなりの上級向け作品を選んでしまった。

製作途中で何度もアドバイスさせていただいたがガラスが上手く切れずにずいぶん苦労しておられた。

カット、ルーター仕上げをしたガラスをパターン画の上に並べたところ、すき間だらけだった。

ご本人もとても気にしていたが完成してみればなんということはない。立派なものだ。

 

きょうは額に入れて完成の運びとなったわけだ。

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作品を手にしてご満悦のHIさん、この二年間の苦労はきっと自信につながったことだろう。

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続いての作品はSBさんの壁掛けプランター。中央の鏡の前に鉢の形のバケットが付いていてそこにミニプランターを入れるようになっている。但し、SBさん、プランターではなく、ペンを入れるんだそうだ。アーン。

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ステンドグラスに鏡を使うのはあまりよろしくない。ハンダのフラックスは酸で、鏡のメッキを腐食するからだ。

今回も腐食止めのニスを切り口に塗ったのだが腐食してしまった。

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SBさんはステンドグラス大好き人間で、教室以外でも家で作るそうで、次々と作品を完成させる。

若くて美人さんなのでお顔をお見せしたいところだが、顔出しはノーなんだって。

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ステンドグラスを教えてくれる僕が死んだらどうしようって心配してくれているらしいが、オイオイ、まだ当分死にゃしないから。(笑)