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館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル2 型取り

こんにちは。

 

レストアをするうえで最も気を付けなければならないのがオリジナルの寸法やラインを失うことだ。

僕はパネルを分解したり切断するときは可能な限り寸法やラインをスケッチすることにしている。

なぜならレプロはオリジナル通りの形にはできていないからだ。

正しい寸法に調整しないで修復していくと、組み付かなかったり、組み付いたとしても寸法が合わなかったりスタイルが不自然になってしまうことになりかねない。

 

それでも構わないという人はどんどんおやりになればいいが、僕はイヤだ。できるだけオリジナル通りに修復したいのだ。

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大事だと思われる部位のボデーラインを正確に写し取る。

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実はこれがことのほか手間のかかる作業だった。

写し取るのはホームセンターで昔見つけたこんな道具。沢山のステンレス線が並んでいてボデーに押し当ててかたどる。それをボール紙に写し、カットしたものを再びボデーに当てて隙間を記録、最終的にピッタリの型紙を作るのだ。

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写し取るラインが長いので、何度も道具を押し当ててラインをつなげていく。

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1枚の型紙を作るのに1週間ほどかかったと思う。

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全部の型紙を作るのに一月ほどかかったのではなかろうか。

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最終的には9枚もの型紙を作った。

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この型紙、売れるかしら。(笑)