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館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル12 取り外し3

こんにちは。

 

左のクォーターパネルが外れた。すんなりとはいかなかったが、鉄板のたわみを利用して何とか外れた。

 

内側のシェル(正式な呼び名は知らない)は、ご覧の通りしっかり錆びている。決して濡れることのない内側の上の方までびっしり錆が。

多湿な日本に46年も置くとこうなるということか。

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クォーターウインドウの下。シェルの鉄板に塗装された形跡はない。さすがに生鉄板ではないだろうが、メッキ鋼板を使っているのかもしれない。カラッとしたアメリカの内陸部ならこれで十分だったのだろう。日本の気候は想定していない。

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内部の構造が良く分かる。

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クォーターの上にはトンネル状の補強があって室内の剛性を高めている。

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シェルの上の部分を室内側から見る。左がリヤガラス下のビーム。

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内側のシェルにいろんな形の穴がいたるところに明いている。皆さん、何のための穴か分かりますか?

始めはサービスホールか軽量化のための穴かなぁと思っていたのだが、飛行機じゃあるまいし軽量化の穴な訳なかろう。

レストアを始めて気が付いたのだが、これらの穴は多分スポット溶接のための穴だ。この穴からスポットガンの電極を挿入して溶接するのだ。だからこれらの穴が無いとボデーが組み立てられない。

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ワイヤーディスクサンダーで錆を取る。ディスクグラインダーではこれが限界。奥までグラインダーが入らないし、隅っこはワイヤーディスクが当てられない。

最終的にはサンドブラストでないと錆は取りきれない。

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最初の写真と見比べて欲しい。サンダーで錆を取ったところ。

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次は修復にかかる。