こんにちは。
今回は裏板側面のカーブを作る。
4.5mmの鉄板にパイプを短く切って溶接する。これを当て金にするのだ。
パイプには丸面取りがしてあって、曲面に対応するのと、叩いたときに相手の鉄板にエッジの痕が付かないようにしている。
バイスで当て金を固定し、ハンマーで丁寧に曲げていく。
これが裏板側面のカーブだ。
オリジナルから採った型紙(下)と型板(上)で裏板の上半分と下半分合わせてみる。
左側面の合わせ目。
右側面の合わせ目。
段差の位置で溶接していく。
先ほど叩いて作った側面板を必要な形に切って合わせ、ガムテープで固定する。
左側は当て金で曲げた部分はほとんど切り取っている。
カーブを丁寧に合わせる。
裏側は、
ここまでは綺麗に揃っている。
いざ、溶接開始。
側板の溶接、サンダーが終わり、フランジ部分の溶接に入る。長~い作業のため、裏面にはすでにうっすらと錆が。
黒丸はネオジム磁石。磁石で二枚の鉄板の面一を出しているのだ。
時々こういう失敗をする。瞬間溶接なのだが、融けすぎて穴が明いたり、ブローホールが出来たりする。
TIGの面一溶接は本当に難しい。