こんにちは。
裏板の丸ごと製作が終わり、表板の修復にかかる。
ところが当初の予想を遥かに超える、見るも無残な状態。もはやパッチで修復などといえるレベルではない。
補修溶接だらけで表面はケロイド状態。しかも裏板を外すために溶着を削ったら大きな穴だらけ。
裏側は浮き錆が塊になっている。
見るもおぞましい錆穴。もう、絶句するしかない。
ロッカーパネルにも穴が明いている。
さあ、どうやって修復しよう。レプロは発売されていない。
裏板同様、自分で作るしかないか。
どうやって作るかはおいおい考えるとして、まずは採寸だ。
透明塩ビ板をサイドラインに合わせて切り、磁石でフランジ部分に当てて、極細マジックで形をトレースする。
ドア側の面のラインもトレース。
オリジナルには5~6センチ間隔で印を付け、断面形状を測定する。
下準備が大変だが焦ってはいけない。修復にはデーターづくりが非常に重要だ。